全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が1日、大阪市内で行われ、春の選抜大会を制したAシードの桐蔭学園(神奈川)は激戦区入りを冷静に受け止めた。

30日の2回戦から登場し、初戦は33大会連続出場の古豪・大分舞鶴と、常連校の深谷(埼玉)の勝者と対戦。勝利して年を越しても、1月1日の3回戦で石見智翠館(島根)や尾道(広島)などとぶつかる可能性がある。

Aシードながら実績のあるノーシード校が名を連ねるブロックに入ったが、高校日本代表候補のSH小西泰聖主将(3年)は「どんな相手が来ようと、やることは変わらない。春の選抜優勝は置いておいて、こっちから攻めていきたい」とキッパリ。初めての単独優勝(10年度は東福岡との両校優勝)を目指し、1戦1戦に全力を尽くす。