充電完了で、4強ボディーを作りあげる。ラグビーの日本代表候補合宿が4日に都内で始まり、フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)、FB松島幸太朗(25=サントリー)ら27選手が参加。午前はフィットネステスト、午後はグラウンドで約2時間、基礎技術中心の練習を行った。

選手は12月中旬から首脳陣の意向で、約1カ月半の完全オフでリフレッシュ。家族とフィジー、ニュージーランドで過ごしたリーチは「しっかりエネルギーをためて、良いスタートが切れた。合宿の目的はワールドカップ(W杯)で6試合以上戦えるベース作り」と日本が目標に掲げる8強入りから、4強へ上方修正。「プール戦突破ではなく、ベスト4以上のスキルと強い体を作りあげていきたい」と力を込めた。

代表候補合宿は国内で約6週間続き、3月下旬のニュージーランド遠征から実戦モードに入っていく。W杯日本大会開幕まで8カ月。「前回大会より確実に準備は出来ているし、3勝した強いメンタリティーも持っている。こんなに大きなチャンスは2度とこない」とリーチ。再び世界を驚かせるため、まずは揺るぎない土台作りに着手する。【奥山将志】