ラグビーワールドカップ(W杯)の会場、静岡県袋井市のエコパスタジアムで3日、「ラグビーワールドフェスタinエコパ」が開催された。小雨の中、約500人が集まり、世界の料理や、ラグビーボールを使ったプレー体験、国際交流などを楽しんだ。

ラグビーボールでボウリングのピンを倒したり、プレースキックの飛距離を測るなど競技に触れた。普段はサッカーをしていて、この日、初めてラグビーボールに触れた中村栄斗君(芳川小3年)は「ラグビーボールは蹴りにくかった。W杯で世界中の人と触れあってみたい」と話した。

スタジアムの外では、この会場で日本代表と対戦するアイルランドの料理や、ロシアの代表料理ピロシキやボルシチなどが提供された。三島市のアイリッシュパブ「ギグル」の村松真吾オーナー(40)は「アイルランドはサッカーよりもラグビーに熱い。向こうの友人も『見に行きたい』と言っていたので、一緒に応援できたら」と話した。

また、イベントにはヤマハ発動機FB五郎丸歩(33)も登場。「みなさんの力で後押ししてください」と、開幕200日を切ったラグビーW杯の応援を呼びかけた。【大野祥一】