日本代表候補で編成したチーム「ウルフパック」が、スーパーラグビー(SR)に属するレベルズの下部チームに39-12で快勝した。

前半は、フッカー堀江翔太(33=パナソニック)が先制トライ。その後、CTB梶村祐介(23=サントリー)もトライを奪うなどして17-5で折り返した。後半は敵陣深くに攻め込むが、得点出来ない我慢の時間が続いた。NO8姫野和樹(24=トヨタ自動車)のトライを皮切りに徐々に攻撃のリズムが生まれ、WTB福岡堅樹(26=パナソニック)らも続いてトライを決めた。

2月から始動したウルフパックは、この日が強化試合の最終戦となり5勝1敗で終えた。ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「10点満点中7点」と評価し、「(リーチら)けが人もいて(SRの日本チーム)サンウルブズで何人か不在の中でも、新たな選手たちを育成することが出来た。各ポジションの層の厚さも感じた」と手応えを口にした。