2020年東京五輪・パラリンピックを契機とした東京・明治神宮外苑地区の再開発で建て替えが計画される新たな秩父宮ラグビー場に関し、日本ラグビー協会が人工芝の導入を含めた検討を要望することが12日、関係者への取材で分かった。同日の理事会で方針を固めた。所有者の日本スポーツ振興センター(JSC)などに意向を伝え、協議を進める。

現状の天然芝では、試合数が増えるとグラウンド状態を良好に保つことが困難で、これまでたびたび問題になっていた。人工芝への転換には日本協会内に慎重意見もあるが、使用頻度の影響が少ないことから多くの試合が開催できるほか、多目的での利用もしやすいメリットがある。

ラグビーでは17年11月、パリ郊外のナンテールで日本代表がフランス代表と対戦したテストマッチが屋内の人工芝で行われた。明治神宮外苑地区の再開発計画では、神宮第二球場を解体した跡地に新たな秩父宮の建設を開始。ラグビー場のあった場所には新たな神宮球場の建設を始める。