9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会を目指して強化中のラグビー日本代表が14日、小学生からパワーを受け取った。

宮崎市内での合宿は本格始動5日目。午前練習を終えると、地元宮崎の都農東小、内野々分校の児童81人による歓迎を受けた。

1カ月半かかって作り上げたという応援旗と「にじ」の合唱でエールを受けたフランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「毎日ハードで疲れているけれど、みんなの素晴らしい歌を聞いて、すごく明るい顔になりました。W杯でいい結果が出るように、毎日頑張っています。これから夢を持って、勉強して、頑張ってください」と感謝の思いを伝えた。

その後はサインなどで交流を深めた。同小の石川睦美教頭(56)は「田舎の小さな学校ですが、ラグビーの精神や、日本代表のレガシーを(児童に)受け継いでほしい。本当にうれしかったです」と振り返った。