9月20日開幕のワールドカップ(W杯)日本大会に向けて準備するラグビー日本代表が19日、北海道・網走市での合宿を本格的にスタートさせた。

前日18日に再集合。この日の午前はスクラムなどに取り組み、午後は戦術練習にも着手した。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は自陣22メートル内のスクラム、モールの防御など「PNC(パシフィック・ネーションズ杯)で3~4点出た」という修正点の改善を掲げた。

29日には31人のW杯登録メンバーが発表され、9月6日には熊谷で、強豪南アフリカと大会前最後の実戦を控える。指揮官は「あくまでフォーカスしているのは南アフリカではなくW杯」とし、網走合宿を大舞台へのステップにしていく。