20日開幕のラグビーW杯日本大会に臨む日本代表が7日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた決起会に参加した。

前夜、7-41で敗れた南アフリカ戦(熊谷)で負傷したNO8アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)とWTB福岡堅樹(パナソニック)を除いた選手29人と、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが5124人のファンの前に整列した。

ビデオメッセージや、チームスローガン「ONE TEAM」の人文字を目にした選手は拍手。フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「練習場でも、宮崎でも、網走でも、たくさん応援していただいた。4年間、ずっと応援し続けてくれたファンに、感謝の気持ちがたくさんあります。日本は特別な思いを持って戦っていく。このチームを盛り上げてくれたら、助かります」とあいさつした。

世界ランク10位の日本は、20日に同20位ロシアと東京・味スタでW杯開幕戦を戦う。同2位アイルランド、同7位スコットランド、同16位サモアと同じA組から、上位2チームが進む初めての準々決勝を目指す。