8月末にラグビーW杯の日本代表メンバーが発表されてから、約2週間。20日開幕の日本大会に向けて、今度は“昆虫日本代表”15匹が選ばれた。

磐田市は10日、同市内でW杯PRイベント「昆虫日本代表メンバー発表」を行った。竜洋昆虫自然観察公園主任で「こんちゅうクン」の異名を持つ北野伸雄氏(33)が、独断で「オムシフィフティーン」を選んだ。

アズマヒキガエルとアシダカグモは昆虫ではないが、主に昆虫を食すことで代表資格を獲得。人気のオオクワガタから嫌われ者クロゴキブリまで、それぞれの特長をラグビーのポジションに当てはめた。

迷ったFBは、ヤマハ発動機選手の五郎丸歩のような人気と強さで、カブトムシとなった。

北野氏は「虫好きな子がラグビーを、ラグビー好きな子が虫たちを好きになってくれたら」と願った。展示は「ららぽーと磐田」で23日まで。【倉橋徹也】

◆オムシフィフティーン

▽FW タガメ、アズマヒキガエル、オオクワガタ、ツダナナフシ、トノサマバッタ、アシダカグモ、オオカマキリ、オオスズメバチ

▽BK クロオオアリ、セイヨウミツバチ、ギンヤンマ、ハンミョウ、クロゴキブリ、オニヤンマ、カブトムシ