15年ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表の広瀬俊朗氏(37)が15日、都内で自著「ラグビー知的観戦のすすめ」(角川新書)の刊行記念トークイベントに出席した。

ポジションごとの特徴や歴史を分かりやすく解説した本を手に「ルールの背景だったり、少し深いところにいける。『なんでキャプテンは大事なのか?』など、自分らしさも出ていると思う」と内容について口にした。

自身はTBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」に浜畑譲役で出演。同日午後9時からの最終回を前に、トークイベントも自然とドラマの話題になった。広瀬氏は「第1話では(浜畑は)えらいけんまくで、アストロズの歌も歌わなかったですからね」と笑わせ「あの(ドラマを放送する)枠はすごい。だいたい『浜畑』って声をかけられる。これまでずっとラグビーしてきたのに(第1話放送から)2日で負けました」と世間への浸透ぶりに驚いた。

主人公の君嶋隼人役を務める大泉洋(46)については「ずっとしゃべってはって、場を和ませてくれる」と裏話を披露。ラガーマンらしく「大泉さんはハーフ(SH)かもしれないですね」とポジションに例えた。最終回では慶大時代に同学年だった、嵐の櫻井翔(37)と共演が実現する。「ドラマの中でもちょっと会話がある。彼が出てくれてうれしい」。20日開幕のW杯日本大会に向け、機運醸成にもつながっていきそうだ。