ロシア代表は、午後7時45分キックオフの開幕戦に合わせ午後6時ごろから約1時間、試合会場で最終調整を行った。

照明を意識しながら短い距離のパス回しやラインアウトからのボール捕球などの細かな技術を確認。昨年11月の英国でのテストマッチでは、ファーストジャージーの赤を着用したが、今大会はアウェー扱いでセカンドジャージーの青を着て臨む。

会見に出席したボイトフコーチは「この1年間でフィジカル、スピード、コンタクトなどの全てにおいてレベルアップした。明日は100%ではなく150%の力を出したい。非常に面白い試合になると思う」と自信を示した。今大会に向けて巨漢FWのフィジカルだけに頼らない「スピードラグビー」を目指し、強化を図ってきた。プロップのモロゾフは「完璧な準備をしてきたし、我々の進化を見せたい」とW杯初勝利へ闘志を燃やした。【峯岸佑樹】