ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦でロシアに勝利した日本代表が21日、都内で会見した。フランカーのリーチ・マイケル主将(30)は「一番緊張する試合を乗り越えられた。次のアイルランド戦に向けていい準備できる」と試合を振り返った。

午後には約100人の小中学生との交流イベントに参加し、開幕戦で3トライと大暴れしたWTB松島幸太朗(26)らがリラックスした様子で体を動かした。

次戦は28日に世界ランキング1位のアイルランドと対戦する。リーチは「大きな壁にぶち当たっていく。セットピースで精度高くプレーすることが大切」と見据えた。チームは、22日に試合が行われる静岡に移動し、選手全員で同日のアイルランド-スコットランド戦をテレビ観戦する予定。「緊張して死ぬかと思った」と初戦を振り返ったSO田村優(30)は「両チームのこだわり、どこが特徴でどこが弱みかが見えてくると思う。100%全開でいきたい」と意気込んだ。