ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は9日、台風19号が1次リーグ最終戦の運営に影響を与える可能性が高まったことを受け、10日に今後の対応策などについて会見すると発表した。

組織委関係者は「安全が第一だが、中止にしたくない思いはある。台風の状況を注視し、考えられる選択肢の中からベストな判断を検討したい」と話すなど、代替会場開催や順延などの可能性も含めて模索していた。大会は12日に3試合、13日は日本対スコットランド戦を含め4試合を予定。ラグビーW杯は今大会が9回目の開催で、過去に試合が中止になった例はない。1次リーグの試合が中止の場合は引き分け扱いとなり、両チームに勝ち点2が与えられる。