ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は10日、都内で会見し、台風19号の接近により、12日に予定されている1次リーグC組のイングランド-フランス、B組のニュージーランド-イタリアの2試合を中止にすると発表した。

ラグビーW杯は、今大会が9回目の開催で、試合が中止になったのは今回が初めて。1次リーグの試合が中止の場合は、引き分け扱いとなり、両チームに勝ち点2が与えられる。

C組のイングランドとフランスはすでに準々決勝進出を決めている。

引き分け扱いとなった場合、勝ち点2を分け合うことでイングランドが1位、フランスが2位となる。

B組のニュージーランドとイタリアが引き分け扱いの場合、王国ニュージーランドが8強入り。イタリアは数字上、突破の可能性を残していたが、中止で引き分け扱いの場合、勝ち点を2しか積み上げられないため、敗退が決まる。