ラグビーW杯日本大会で初の8強入りを目指す世界ランク8位日本代表は11日、都内で同9位スコットランドとの1次リーグA組最終戦(13日、横浜・日産スタジアム)登録メンバー23人を発表した。

前戦のサモア戦で先発ながらゲーム主将を譲ったフランカーのリーチ・マイケル主将(31=東芝)がゲーム主将に復帰。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「(前戦まで)彼に負担がのし掛かっていた。重圧の中でパフォーマンスを上げられていなかったが、本調子になってきた。彼が最もリーダーとしてふさわしい」と説明した。

サモア戦では控えだったフッカー堀江翔太(33)、2戦連続トライ中のWTB福岡堅樹(27=ともにパナソニック)らも先発に名を連ねた。指揮官は「3勝を挙げていい立場。これはまぐれではなく、ハードワークでのもの。月曜日の朝、起きたときにトップ8にふさわしいのか、そうでないのか明らかになる」。過去1勝10敗の難敵相手に、4連勝で1位通過を目指す。

スコットランド戦メンバーは以下の通り。

◆FW 稲垣啓太、堀江翔太(ともにパナソニック)、具智元(ホンダ)、トンプソン・ルーク(近鉄)、ジェームス・ムーア(サニックス)、リーチ・マイケル(主将、東芝)、ピーター・ラブスカフニ(クボタ)、姫野和樹(トヨタ自動車)

◆BK 流大(サントリー)、田村優(キヤノン)、福岡堅樹(パナソニック)、中村亮土(サントリー)、ラファエレ・ティモシー(神戸製鋼)、松島幸太朗(サントリー)、ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)

◆控え 坂手淳史(パナソニック)、中島イシレリ(神戸製鋼)、バル・アサエリ愛(パナソニック)、ヘル・ウベ(ヤマハ発動機)、ツイ・ヘンドリック(サントリー)、田中史朗(キヤノン)、松田力也(パナソニック)、山中亮平(神戸製鋼)