日本代表フッカー堀江翔太(33)は相手の強烈タックルにも動じなかった。前半29分、味方にパスしたあとに危険なタックルを受け、左耳の上から流血。頭と頭がぶつかり、一度は倒れたが、すぐに立ち上がり、止血してその後もプレーを続けた。

終盤は防戦一方になったが「流れは向こうにいくと思ったので必死に我慢した」と後半32分に交代するまで、強力FWに真っ向からぶつかり、得点を許さなかった。目指してきた8強だが「4年前と景色は変わらなかった。自分はまだまだ成長できるということ。これから新しい目標に向かう」と次なるステージを目指し、前を向いた。