ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が史上初の決勝トーナメント(T)進出を決めた13日のスコットランド戦で、日本テレビ系生中継(午後7時30分)の平均視聴率が、関東地区39・2%(関西地区37・2%)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

平均視聴率が40%に迫る数字は、テレビ界では「NHK紅白歌合戦」クラスといえる。例えば昨年大みそかの紅白第2部では41・5%、第1部は37・7%を記録。第2部だけみると17年39・4%、16年40・2%と近年40%前後の数字が続いている。最近10年間の高視聴率ドラマをみると、13年9月放送のTBS系「半沢直樹」最終回で42・2%。11年12月放送の日本テレビ系「家政婦のミタ」最終回で40・0%を記録した。ちなみに昨年のサッカーW杯における日本代表戦では、同6月19日にNHKが放送したコロンビア戦が48・7%、同28日にフジテレビが放送したポーランド戦が44・2%だった。