ウェールズがフランスとの激闘を20-19で制し、2大会ぶり3度目の4強進出を決めた。前半はエリア支配率95%を許し、10-19。後半8分にフランスのロック・バハマヒナが一発退場となってから反撃。同33分にゴール前スクラムのこぼれ球からNO8モリアーティがトライ。ゴールも決めて逆転した。11年大会準決勝は14人の戦いで8-9と涙をのんだフランスに、9年越しの1点差勝ちで雪辱した。

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フランス代表ロック・バハマヒナのレッドカードは、ゴール前でモールを押し込まれ、思わず肘打ちをしてしまったもの。ブルネルHCは痛恨の退場劇を「相手の顔にコンタクトしたのは明らか。ジャッジに問題はない」と受け入れた。

むしろ納得がいかないのは、後半33分のトライを奪われるきっかけとなったマイボール・スクラム。「スクラム内でね…。あそこは映像で確認したい。残念だ」とこぼした。