南アフリカがプラン通りのフィジカル勝負で日本をねじ伏せた。2大会連続の4強入りを果たした。

前半はシンビン(一時退場)で1人少なくなったこともあり5-3と僅差での折り返しとなったが、後半に本領を発揮した。身長2メートル超の選手が跳ぶラインアウトをはじめ、スクラム、モールでも日本を圧倒した。3度のPGで徐々に点差を広げ、後半25分を過ぎた終盤にはSHデクラークとWTBマピンピがトライを追加。日本をPGでの3得点のみに抑え、4年前のイングランド大会で敗れた借りを返した。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたデクラークは「とてもフィジカルなゲーム。日本もよくやってきてディフェンスが大変だった。良い仕事ができた」と笑顔。エラスムス監督は「控えを含めよくやってくれた。最後(決勝)までいくつもりです」と07年大会以来の優勝を誓った。