桐蔭学園が、東海大相模を38-14で退け、5年連続18度目の優勝を決めた。

桐蔭学園は、4月に埼玉・熊谷などで開催された全国高校選抜ラグビーでは史上2校目の3連覇を達成。5月に福岡で国内外の強豪が集まったサニックスワールドユース交流大会では、日本勢唯一の4強進出。両校優勝となった10年度以来2度目にして、初の単独での日本一に向け、その舞台にたどり着いた。

主将のSO伊藤大祐(3年)は「最終的に自分たちの強みを前面に出せればワールドカップ(W杯)で言う南アフリカのようになれるので。南アフリカは、スクラムが強かったり、ディフェンスが強かったり。そこをマネするのではなく、自分たちの強みは何なのか、しっかり考えて、花園では、それを前面に出していきたい。どこから攻めるのか、継続ラグビーが最終的な攻めになるかな」と、追い求めるラグビーを貫き、頂点に向かうと意気込んだ。