神奈川県鎌倉市小町1丁目のJR横須賀線鎌倉駅で、ラグビー元日本代表の会社員渡辺泰憲さん(35)がホームから転落し、電車にはねられ死亡していたことが5日、分かった。

 鎌倉署によると、渡辺さんは3日午後9時半ごろ、鎌倉駅のホームから転落。津田沼発逗子行き普通電車にはねられ死亡した。転落する渡辺さんを駅員が目撃しており、同署は事件性は低いとみている。

 渡辺さんは北海道出身で、東京・保善高、日体大を経て社会人の東芝府中(現東芝)でプレー。大型フランカーとして活躍し、ワールドカップ(W杯)に1999年大会から2007年大会まで3大会連続出場するなど、日本代表で32試合に出場した。09年に現役引退。