何かの巡り合わせが感じられる一戦となる。

15年イングランド大会、19年日本大会と1次リーグ第3戦で対戦。いずれも勝利を収めた。日本のスクラムを担当し、25日にはW杯2大会目となる長谷川慎コーチ(51)は「前回大会と今回はすごく似ている」と口にし、共通点を語った。

◆第1戦

19年大会のロシア戦は前半4分、今大会のチリ戦は同6分に先制トライを取られる

◆第2戦

19年大会のアイルランド戦はセクストン、今大会のイングランド戦はファレルと相手の世界的SOが不在

◆第3戦

ともにサモア戦。主審は同じヤコ・ペイパー氏(南アフリカ)

◆最終戦

19年大会はスコットランド、今大会はアルゼンチン戦。主審はともにベン・オキーフ氏(ニュージーランド)

今回は第2戦のイングランド戦を12-34で落としたが、サモア戦まで中10日があった。長谷川コーチは「あの時(19年)もサモアに対して1回リセットして、1戦1戦準備した。今回に限ってはリフレッシュができている。1戦目みたいなイメージです。丁寧に準備ができている印象はあります」と自信をのぞかせた。