朝青龍、毛皮のコートで成田へ出発

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　母国モンゴルで療養していた横綱朝青龍（２７）が３０日午前、航空機でウランバートルを出発した。同日午後に約３カ月ぶりに再来日し、東京・両国国技館で記者会見を行う。引き続き横綱審議委員会メンバーにも謝罪する。

　朝青龍はソウル経由での来日に変更したとされていたが、当初の予定通り成田行きの直行便に搭乗した。氷点下１７度の寒さの中、毛皮のコートを着た朝青龍は空港に到着すると報道陣に手を振り、ＶＩＰルームに入った。

　朝青龍は、ひじや腰のけがなどを理由に夏巡業への不参加を表明しながら、モンゴルでサッカーに興じていたことが発覚。日本相撲協会から２場所出場停止や九州場所千秋楽までの謹慎などの処分を受けて精神的に不安定になったとされ、８月２９日に帰国した。

　朝青龍は１２月２日に大分県豊後大野市で開催される冬巡業から復帰する見込み。

［2007年11月30日11時6分］

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