泥酔して暴行問題を起こしたとされる横綱朝青龍について、日本相撲協会の現職の二所ノ関理事(元関脇金剛)と放駒理事(元大関魁傑)は31日、役員改選後に開かれる2月1日の新理事会で厳しい処分を決めるよう要求することを明らかにした。

 都内のホテルで開かれた二所ノ関一門会の後、二所ノ関理事は「協会は即、答えを出すべきだし、決断をすると思う。覆水盆に返らず、という言葉を朝青龍に投げ掛けたい」と解雇を含めた厳罰を求めた。放駒理事は「まずは協会として事実を把握し、(暴行の)報道が事実なら厳しくなるだろう」と話した。(共同)