暴行問題の責任を取って引退した大相撲の元横綱朝青龍関が24日、米ニューヨークから成田空港着の航空機で日本に戻った。白ぶち眼鏡をかけてスーツ姿の元朝青龍関はまげを結っておらず、髪を頭の後ろで束ねた状態。集まった大勢の報道陣の問いかけには答えなかったが、笑顔で手を振って空港を後にした。

 元朝青龍関は4日に引退し、日本時間6日から米ハワイを訪れていた。その後、米国内を移動してニューヨークなどに滞在していたとみられる。

 1月の初場所中に起きた暴行問題については、警視庁が元朝青龍関から任意で事情を聴く方向で検討している。