大相撲の秋巡業は24日、岡山・倉敷市で開かれ、大関稀勢の里(28=田子ノ浦)が幕内遠藤(24=追手風)を指名して、2人で三番稽古を行った。

 計17番の相撲では、3番目に遠藤が寄り切った以外は大関の勝ち。ただ、遠藤が前に出る相撲もあった。

 「強かったです」と漏らした遠藤に、稀勢の里は「最後は馬力の部分があるから、もっと体を大きくしてね。しっかり稽古して、早く上に上がってきてほしい」とアドバイスを送った。