元横綱朝青龍関(29=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)に、日本人の恋人がいることを有力後援者で馬主の近藤利一氏(67)が明かした。8日、近藤氏は日刊スポーツの取材に「私はその女性に会ったことはないが、朝青龍から交際している日本人女性がいることは聞いている」と話した。

 元朝青龍関は、幼なじみのタミルさんと02年12月に結婚するも、07年春場所後に別居し、昨年4月正式に離婚した。同7月に離婚が発覚した際は、タミルさん似のモンゴル人女性との交際が伝えられたが、近藤氏は「このまま日本で生活していくのなら、日本人と再婚した方がいいぞ」と元朝青龍関にアドバイスしたという。

 一方で近藤氏は、今後の元朝青龍関の態度次第で後援者から退く気持ちを明かした。「今回の件で反省がないようなら、もう支援することはない。私はこれまでも、うるさく言ってきた方だが、朝青龍が腹の中で舌を出しているのは分かっていた」。同氏は競馬「アドマイヤ軍団」の馬主としても知られ、元朝青龍関からは「日本の父」と慕われている。