日本人の父とフィリピン人の母を持つ花牟礼(はなむれ)マイケル(14=玉ノ井)が、未来の「角界再生」を誓った。今日5日の新弟子検査(東京・両国国技館)を控えた4日、都内の部屋で稽古を行った。入門1カ月で稽古をこなしきれないが「目標は21歳か22歳で横綱になること。自分が相撲界をきれいにしたい」と夢は大きい。3日に「東皇」のしこ名を授かり「そんなに立派なしこ名をもらえると思わなかったのでうれしい」と目を輝かせる。今月19日が誕生日の現役最年少力士で、186センチ、125キロの恵まれた体格は成長中。足のサイズも33センチとビッグな金の卵が、出世と不祥事撲滅を追及する。