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日刊スポーツ主催 JOMOウインターカップ2007 第37回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

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洛南連覇の立役者は谷口/高校バスケ

洛南対福岡一 第2Q、シュートを決める洛南・谷口大智(撮影・中村誠慈)
洛南対福岡一 第2Q、シュートを決める洛南・谷口大智(撮影・中村誠慈)

<全国高校バスケット選抜優勝大会:洛南78-73福岡一>◇男子決勝◇29日◇東京体育館

 洛南(京都)が78-73で福岡一(福岡)を破り、2年連続3度目の優勝を飾った。チーム最長身199センチのセンター谷口大智(2年)がゴール下を支配。4得点、6リバウンドと数字こそ目立たないが、201センチのセネガル人イブラヒマを5ファウルで退場に追い込むなど、外国人留学生たちと互角以上に渡り合ってチームを優勝に導いた。小学6年時にすでに191センチあり、フィギュアの浅田真央とともにスーパー小学生として注目されていた素質が開花した。

 五輪出場の夢を抱く谷口が、外国人相手に燃えないわけがなかった。一進一退の流れが洛南に傾いたのは62-62で迎えた第4クオーター、残り8分5秒。相手センターのイブラヒマが5ファウルで退場した。外国人は同時に2人以上出場できない大会規定で、入れ替わりで196センチの中国人熊吉(ションジ)が出場。だがこちらも谷口の前に、退場寸前の4ファウルで精彩を欠いた。制空権を確保したチームは、66-70から連続10得点で逆転に成功した。

 吉田監督は「谷口が外国人2人を相手に、よく1人で受け止めてくれた」と絶賛した。谷口は、1カ月前から雑誌に掲載されていた、元NBAスーパースターのマイケル・ジョーダン氏の練習を個別に導入。リバウンドの際に、連続で2度から3度跳ぶことが可能となった。

 すでに191センチあった小学6年時、テレビ番組でスーパー小学生として浅田真央とともに特集されたことがあった。野球をやれば小学生離れした140メートル弾を放った。だが「真央ちゃんは実績があったけど、僕はただ大きいだけ」とコンプレックスもあった。さまざまなスポーツをやったが結局、両親の影響で2歳から始めたバスケットボールに、中学から専念した。現在も身長は伸び続け「目指すは220センチ。将来はNBAにいきたい」と、世界で活躍する“ライバル”真央ちゃんに追いつくつもりだ。

[2007年12月30日9時9分 紙面から]

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