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![]() 第78回東京箱根間往復大学駅伝競走:2002年1月2日(往路)3日(復路)
(12月23日更新) 駒年に魅せろ!敵は己のみ <駒大今季の成績&主要メンバー> ここ数年は「紫紺対決」という言葉が生まれたほど、駅伝における駒大と順大の優勝争いが注目されている。しかし、目下順大の連勝中。今年度初戦の出雲でも10秒差に泣いた。だが11月の全日本、他ならぬ我らが駒大が大会新記録でピリオドを打つ。2区松下の爆走があり、3区揖斐でトップに立ってから一度も首位を譲ることなくタスキを運んだきれいなレースを披露。ここから今季の駒大の強さが世間に知れ渡った。 チームの中心は4年生。自他共に認めるエース神屋、駅伝ではトラックのタイム以上の記録をだすキャプテン正仁、そしてスピードランナー揖斐。「人生の中で箱根を走るのも最後だから悔いの残らないようにしたい」(揖斐)「(駒大の)ユニホームを着て走るのは最後だから勝ちたい!」(神屋)2人が1年生から走り続けた箱根で有終の美を飾って欲しい。また正仁は「箱根に勝たなきゃ意味がない。全日本に勝ったからといって油断はしないようにしたい」と気持ちを引き締める。「(正仁は)一昨年から任せているから信頼しているし、しっかりやれているよ」と大八木コーチは語る。そんな4年生たちを軸に北京ユニバ銅メダリスト松下、昨年のリベンジを次々に果たしている松村などの3年生。1区のスペシャリスト内田、全日本で区間賞デビューを飾り新たな戦力となった北浦、まだ未知数のルーキー太田、田中など下級生も充実。駒は揃いに揃っている。 そして今年は何よりチームの雰囲気がよい。「一昨年の優勝したときに似ている」と松下も言う。大八木コーチに目標を問うと「いつもと同じ3位以内」でも笑いながらこう続けた。「心の中では優勝したいと思っているけどね」。そんなコーチの心を見透かすかのようにどの選手に聞いても「目指すのは優勝!」と口を揃える。頂点を目指したムードの高まりの中で、選手全員が1つの“想いのタスキ”を胸に箱根という目標に向かっている。これは何にも勝る武器であろう。 機は熟した。昨年“涙の”ゴールテープを切ったときからスタートした1年間にわたる駒大陸上部のドラマ。負けることの屈辱も、優勝の喜びも経験した。もう二度と順大の後塵(じん)は浴びない、誰の背中も見えない。1月3日に大手町で、最高のラストシーンを迎える。 (駒大スポーツ・土田祐子)
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