◆第56回全日本大学準硬式野球選手権大会( 水戸市民球場他) ▼2回戦 〇明大2−0関西学大 ▼3回戦 明大4−5福大〇 「うちは絶対負けないよ!」。「最後は気持ちだよ、気持ち!!」 ベンチから大 きな声が飛ぶ。“絶対に負けられない”。去年の忘れ物を取りに行くために、チ ームはここまで全日制覇を目標にやってきた。 2回戦。シードだった明治の初戦の相手は去年の準優勝校、関西学大。先制 したのは明治だった。2回裏、飯岡(理工4)のソロホームランが飛び出す。チ ームのムードは一気に最高潮に。守っては、腰に痛みを抱えながらも、エース柳 野(営3)がそれを感じさせないピッチングで相手打線を抑える。 緊迫した投手戦でゲームは進んでいった。そして、迎えた8回裏。またも飯岡が スリーベースを放ち出塁すると、その後由比藤(商1)のスクイズで貴重な1点を 追加。最後は柳野が締め、2―0で初戦をものにした。 そして福大との3回戦。試合は接戦となり、福大に1点のリードを許したまま迎 えた最終回。4−5。あと1点…。だが、あと1点が及ばなかった。結果は去年 と同じベスト8。全日制覇を最大の目標としてきた今年。残った悔しさは去年以 上に大きかった。それでも、どんな時も皆で大きな声を掛け合って最後まで絶対 あきらめない。ここに全員野球で戦う明治の強さがある。そんな明治の試合を最後まで見ていた 係員の学生が言った。「初めて他の大学の試合を見て泣いたよ」。この悔しさが きっと新たな糧となる。秋、そこではさらに強くなった明治の野球が見られるに 違いない。