春季オープン戦を4勝3敗1分で終え、つかの間のオフに入ったラグビー部。昨年の1勝5敗と比べ、数字上ではわずかな変化。しかし彼ら自身には大きな変化があった。 昨年度関東大学対抗戦4位、4年連続早明戦敗退と負け続けた明治。選手達は確固たる自信も信念すらも失いつつあった。このままではいけない、強くなりたい=Bその思いをかなえるため、今年、肉体改造に乗り出した。 必要なものは練習環境、そして何よりも勝ちたいという強い意志。「ただ単にやらされているだけではなく、何の為にやっているのかを考えろ、といつも言っている」(成國トレーナー)。強靭な肉体はすぐにはつくれない。毎日の練習と高い意識の継続。地道な努力が自らの糧となる。そして「春先からしっかりやっている奴がAチームにいる」(成國トレーナー)。体を鍛えることで厳しいコンタクト練習に耐えられるようになり、より激しい練習に打ち込める。春季オープン戦では、その努力の成果(=勝利)が増えることで、選手達は自身を取り戻しつつあった。だが早大戦、関東学院戦と連敗の明治。上位校との差は大きく、彼らが目指す「日本一」(大竹・政経4)の言葉が実現するのはまだ遠い。 今後8月の夏合宿で、技術面の練習、ウエート強化の継続に努力し、そして「勝ちたい」気持ちを持ち続けていければ――。いつかきっと明治復活。そう願いたい。