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早稲田スポーツ速報

土井が総合4位、松岡が総合14位と健闘
世界ジュニアスピードスケート選手権大会(2月21日〜23日 釧路市柳町スピードスケート場)

スピードスケートの五百b・千五百b・三千b・五千bの4距離の合計得点で競う、世界ジュニア選手権大会が釧路で開かれた。ワセダからは土井槙悟(人1)と松岡源季(教1)が出場。土井は、世界ジュニア選手権大会は3度目の出場。松岡は初出場だった。
前々回の大会では総合優勝を果たしている土井。今回は、初日こそ総合優勝の可能性もあったものの、総合4位という結果に終わった。しかし、彼の表情は晴れ晴れとしていた。「ベストは尽くした。今の自分では最高。悔しいけどすごく楽しめ、出場した世界ジュニア選手権大会の中で一番印象に残っている」(土井)。誰よりも世界での経験を積んできた土井の言葉の裏には、自分に対する自信の大きさが感じられた。来季の彼に、さらなる期待を抱かずにはいられない。
対照的に、松岡の顔に笑顔はなかった。総合14位という成績に、「実力のなさを痛感した。この大会に向けての短期間の練習が、逆に自分の滑りを見失ってしまった」と、涙をこらえながら答えた。会場には、釧路出身・松岡を応援する横断幕。多くの声援も耳にした。だから、それに応えられなかったことが余計に悔しかった。「外人が相手とかではなく、自分のやってきたことを信じ、自分の滑りをできるかが重要ということを知った」(松岡)。だが、一番の得意種目は今大会にはない一万b。他の種目も、味わった悔しさを糧に成長してゆくに違いない。本当の戦いはこれからだ。
最後には国別対抗競技のチームパシュートレースが行われ、日本は土井、松岡、荒(専修大)のチームで臨み、見事1位に輝いた。「最後に3人で(優勝という)見せ場をつくれてよかった」と土井は話す。レース後には3人で日の丸を背負い、ウイニングランを披露。会場が一番沸いた瞬間だった。
二人とも今季、たくさんの成功と失敗、経験を得た。来季は「W杯でこの仲間達と頑張りたい」(土井)、「もっともっとW杯に出たい」(松岡)と、二人とも視線の先は世界の舞台。これからもワセダを、そして日本を引っ張ってくれる二人へと成長してゆくだろう。

最終成績
◇男子五百b A土井 21松岡 ◇男子千五百b C土井 O松岡 ◇男子三千b F土井 K松岡 ◇男子五千b F土井 J松岡 ◇男子総合 C土井 M松岡


日本拳法・神川 満足のV
国際選抜個人選手権(12月8日 神奈川・慶大日吉記念館)

 「優勝できる位置にはいると思っていた」。その言葉に少しも遜色(そんしょく)なく、神川紀信(商3)は勝ち続けた。4回戦では昨年のこの大会の覇者との対戦となるが、それにおくすることなく戦い、1ー0で逃げ切って勝ち進む。続く準決勝でもメキシコから出場の強豪を制し、ついに決勝へと駒を進めた。
 そして迎えた決勝戦、対戦相手は強敵である中大、鈴木。実は、神川と鈴木は個人的に仲がよく、今大会も「決勝で当たろう」と約束を交わしていたのだった。その約束どおり、友情と勝負を懸けた熱い戦いが始まろうとしていた。
 試合は短いものだった。組んでひざげりを決め一本、最後は投げ飛ばして一本。勝負が決まった瞬間は、「優勝よりこの相手に勝てたこと」の方が大きかったという。
 後輩達たちも主将の偉業を喜んだ。その姿を見て、神川も「うれしかった」と自分の快挙を再認識した。
 
 今後の目標は「全日本をとる」ことだ。神川は来年度4年生。最終学年を勝利で飾れるか。頼れる主将の、終わることのない快進撃に期待が高まる。


アイスホッケー インカレ3位
日本学生氷上競技選手権(1月6〜9日 北海道白鳥アリーナ他)

最後の優勝のチャンスをかけて臨んだインカレだったが、準決勝で法大に4−2で敗れて3位に終わった。

 1回戦、2回戦は格下の相手に圧勝。準々決勝は中大との一戦となった。この日はダブルヘッダーのため立ち上がりが悪く5分で先制されるとその後もパスがつながらず苦しい展開。2年前に準々決勝で同じ中大相手に負けたのが「よぎった」(中野浩一監督=昭54教卒)が「今年はぜんぜん違うチームだから」(中野監督)と反撃を待った。チャンスは第2ピリオドにやってきた。中大の連続ペナルティーで5人対3人になるとフォワード4人でスペシャルセットを組んで小川将史(法2)がゴール。ようやくパスもつながるようになり、出足の鈍くなった中大を攻めて終わってみれば6−1で快勝した。 準決勝の相手はリーグ戦の4次トーナメントで負けた法大。「関東で負けてるから走り負けなで勝ちたい」と小原大輔(社3)が言えば西脇雅仁(社2)も「自信ありますよ、いやもう絶対勝ちます。自分が点とって」と気合を入れて臨んだ。

 第1ピリオドは前日の中大戦とは違いパスもよくつながりゴール前に攻め込むがあと一本が出ず、逆に失点。その後も攻め続ける法大に一時は3−0とリードされ苦しくなった。法大の反則が続いて5人対3人となったところでようやく田中のゴールが決まったが、なかなかパワープレーのチャンスをゴールに結び付けられないまま時間が過ぎていった。第3ピリオド、17分過ぎに再び田中のゴールで1点差まで詰め寄るがキーパーを下げて6人攻撃をしようとし
た時、ベンチとのコンタクトがうまくいかず、メンバーオーバーを取られて勝負あり。キルプレーとなったワセダは痛恨の追加点を取られて敗戦した。

戦跡
一回戦17−1八戸工大
二回戦12−0国士大
準々決勝6−1中大
準決勝2−4法大
3位決定戦10−0大東大

◇コメント
法大戦後
中野監督
(メンバーオーバーが痛かった感じですが…)指示が徹底していなかった。(常にリードされる展開でしたが)力不足ということ。(この1年のワセダについて)いいチームだったけど、肝心なところで反則したりミスしたり。だから勝てなかった。

荒木主将
最初に点を決められない。チャンスでも。シュートの決定率の差だと思います。(法政に関して)法政だからというわけではなく、こういった大舞台での気持ちの持ち方が大事なんだと思う。まあ、こっちも試合中はいい雰囲気で戦っていたんだけど。(メンバーオーバー)ベンチとコンタクト取れれなかった。(この1年主将としてほかの4年生も含めてチームをどう作っていったか?)まずこのチームがすごくいいチームであった事、十分優勝できる力があったと思う。自分はプレーの面ではなく精神的にチームを盛り上げていくタイプだったと思う。私生活などチームの雰囲気をよくするためにいろいろ考えた。ほかの4年生にはお疲れ様といってあげたい。

大東大戦後
荒木主将
(今日の試合)楽しかった。来年もがんばれと言いたい。(得点について)うれしかったです。(自分がチームに貢献できたと思う点)チームの雰囲気を盛り上げること。(監督に対しては)選手のことを考えてくれる人だった。お世話になった。(今後チームを引っ張っていく選手に対しては)プレー以外での精神面での充実を。すぐ熱くならず冷静なプレーを心がけてほしい。(自身の今後は)留年なんであと1年勉強をがんばりながら学生生活を楽しみたい。ホッケーは趣味として続けたい。

小原、西脇初の全日本入り
早稲田を支える2人が全日本入り! 1月末から2月にかけて青森で行われるアジア冬季競技会の日本代表に大学生からただ1人、小原が選ばれた。また2月に行われる長野カップの日本代表に小原、西脇の2名が選ばれた。初の代表入りに小原は「嬉しい。大学生から入れてビックリです」、西脇は「素直に嬉しかったです」とその喜びを語ってくれた。2人が世界の舞台でつかんだものをワセダに注入できれば来年度以降の躍進も期待できる。『大学最強』の2人が全日本でどれだけ力を発揮できるか、注目したい。

第70回全日本選手権(1月10〜13日 北海道立真駒内屋内競技場)
2回戦コクド9−0早大

〜早稲田大学スケート部ホッケー部門の1年を振り返る
ワセダらしい試合だった。
 インカレ最終戦の3位決定戦、大東大戦。「勝って3位で笑って終わりたいです」(荒木主将)「いい形で勝って終わりたい」(中野監督)。
 準決勝で法大に敗れて、目に涙をいっぱいにためてウサギのような赤い目をしていた荒木主将も、敗戦に怒りを隠しきれない様子だった中野監督も最終戦への気持ちは同じだった。

 ベンチには4年生6人全員が入った。荒木主将、プレーでチームを引っ張ったアシスタントキャプテン・望月友晴(人4)、3つ目のセットの不動のセンター・齋藤優(社4)、唯一のディフェンス金屋秀(人4)、総合主将を務めた福田公太(人4)、ゴールキーパー斉藤周(人4)。いつもと少し違うセットだったが、総合力で勝るワセダは格の違いを見せつけた。望月のゴールで先制すると追加点も望月。負けじと荒木主将もゴール前に迫り4点目。プレー以外の面で「チームの雰囲気を盛り上げた」という主将の一発はチーム、観客を大いに沸かせた。第3ピリオドには今年のチームの中心だった小原、西脇のアシストで甲野俊也(人1)がゴール。このピリオドから代わったキーパー・斎藤周のセーブも冴え、10−0で残り3分を切った。最後は4年生6人で氷上へ。そのはずだった。「そろそろ(4年生全員で)お願いします」と言う荒木主将に中野監督も「分かってる分かってる」と気持ちを汲んでいた。
 しかし、17分57秒に工藤孝(人3)がペナルティー。結局6人が氷上にいられなくなり、ゲームセット。勝つには勝ったが、最後の最後でミスが出てしまう、肝心なところでミスが出てしまうのは今年のワセダらしさをなんとも物語っていた。

 この1年早大の前にはいつも法大の壁が立ちはだかっていた。春の関東大学選手権の決勝では3点を先制しながら小原のケガ、西脇の退場が響き逆転負け。リーグ戦では3次リーグでは勝利するも負けが許されない4次トーナメントでは守りのミスが続き延長負け。そしてインカレの準決勝では常にリードされる展開にメンバーオーバーを取られて完敗。目標にしていた三大タイトルはひとつも取れなかった。

 なぜ勝てないのだろう。法大にはスピードのある選手が多く、選手層も厚い。そこに勝つのが至難の業であることを分かった上で、大学最強と謳われたFW陣を擁した昨年度も超大学級の小原、西脇のラインがあった今年度も優勝にたどり着けなかったのだろうか。
「監督が悪いから」と中野監督は自らに原因を置いた。確かに、優勝のない4年間、変わっていないのは監督だけだ。選手は4年経てば卒業し、毎年毎年チームは違う。ここ3年のワセダを見てもキャプテンのタイプや選手の特徴はまったく異なっていた。ならば、その原因が監督にあるとするのも一理あるかもしれない。けれど、リーグ戦の3次リーグで法大に8−2と大勝できたのは中野監督がシステムを変更して攻め方を変えたことに他ならない。
 どうやら勝負どころで我慢しきれない、我慢が続かないところに原因はありそうだ。ではなぜ我慢しきれないのかという問いには答えられそうもないし、本当のところは分からないといってしまえばそれまでなのだが。

 次はどんなチームができるのだろう。プレーで引っ張るタイプのキャプテンとプレー以外の面で引っ張るキャプテンのの2種類があるとすれば、来年度の主将・小原は前者だ。大学ナンバーワンの技術はどの大学にも脅威といえる。全日本でさまざまなことを経験し、チームに還元してほしい。
 次こそは優勝、来年こそは優勝、とこれまで何度も書いてきた。けれどそのたびにワセダは優勝できなかった。だからもう優勝できないのかもしれないと思ってしまう。だが選手が変わればチームは生まれ変われる。ならばやはり言おう。

来年度こそは優勝を。



レスリング、長島が天皇杯自己最高の2位
天皇杯全日本選手権(12月19日〜23日 代々木第二体育館)

 長島和幸(人3)が74kg級フリースタイルで、天皇杯では自己最高となる準優勝を果たした。
 今年はケガを押しての出場ながらもインカレ連覇、また2年連続2位に終わっていた総理大臣杯に初優勝と、2冠を達成し、波に乗っていた長島。その勢いは今大会でもとどまることはなかった。「体調面の調整は完全にうまくいった」と長島が語るとおり、予選リーグでは、2度のテクニカルフォール勝ち(10点差以上ついた時点で試合終了になるルール)と、圧倒的な力を見せて突破する。 決勝トーナメント一回戦では、過去に1度負けたことのある鈴木(自衛隊)との対戦となったが、着実に成長を遂げた長島は5−1で退ける。続く準決勝も5−0で完勝。順調に決勝進出を決めた。 決勝の対戦相手は総理大臣杯の時に「超えなければならないカベ」と言い、何度も苦汁をなめさせられてきた最大のライバル、小幡(山梨学院大)となった。
 前半戦、序盤は、長島は粘り強いディフェンスで不利な体勢からのピンチでも失点を許さなかった。だが中盤に入ると、本来は1階級上の小幡のパワーに押されて、グラウンドでバックを取られた体勢から小幡に力ずくで回される。こらえきれなかった長島は、上半身が回転してしまい、ひじをついてしまう。 「(ひじが)つかなかったら、余分な1点を与えないで済んだ」(長島)と、痛い先制点を与えてしまう。前半はこのまま0−2で終了。
  後半に入ると、長島が攻めの姿勢を見せる。技術的には小幡以上といってもいい長島の動きが、小幡を徐々に追い込んでいく。開始1分足らずで両足タックルが決まり、1点を返す。なおもバックを取り、逆転へ最大のチャンスを迎えた。しかし、小幡がここで必死のディフェンスをみせる。その前に長島は結局無得点でこのチャンスを逃してしまう。そして終盤長島のスタミナが切れたところを、小幡は見逃さず、痛恨の1ポイントを許してしまった。そして1−3のままスコアは動かず、無情のタイムアップ。3点ノルマ制により、あと1点を与えなければ延長戦に持ち込めただけに、この失点が惜しまれた。
長島は悔しさをにじませながらも、「道のりは想像以上につらいとは思うけど、技術的には差を感じることはなくなった。あとは体力、経験の差を埋めていくことが重要。次こそ(自分が)勝つのは見える。」と、来年5月に行なわれる世界選手権予選でのリベンジを誓った。




フィギュアスケート、村主が全日本3連覇、荒川は3位
第71回全日本選手権(12月19日〜22日 京都アクアアリーナ)

村主章枝(教4)がSP3位から見事逆転で3年連続4回目の優勝を果たした。また荒川静香(教3)が3位に入り、3年連続で早大勢が2人表彰台に上がった。
NHK杯はジャンプでの失敗が響き4位、今大会もSPでジャンプ失敗により3位で出遅れるなどあまりよくない状態で迎えたフリー。いつものように祈るように手を合わせてリンク中央へと向かい、「白鳥の湖」の曲に乗って滑り出した。最初のコンビネーションジャンプに成功し、そこから波に乗って次々とジャンプに成功。途中2つのジャンプが2回転になってしまったが、日本ナンバーワンの表現力にスパイラル、ステップシークウェンスなども織り交ぜて最後は回転の早いスピンで締めて4分間、京都のフィギュアスケートファンを魅了しつづけた。得点が出た瞬間、村主は「やることやれば大丈夫って言ったでしょう」と言う佐藤コーチと抱き合って「タヌキ顔になってしまった」と涙を流して喜んだ。
オリンピックで5位、世界選手権で銅メダルと最高のシーズンだった昨年度から、今年はシーズンオフにもショーに出演したりと忙しい中で調整を進めてきた。「早め早めにやってきたつもりだけど、時間不足というのを感じた」が、時間がない中でどのような演技が出来るかということを課題の一つにして調整をしてきた。またジュニアの世代の選手の追い上げにも「私自身まだ世界のトップになっているわけではないから」としたうえで「でも励みになる」と前向きに自分の中の発奮材料とした。今後はアジア大会、世界選手権という大きな大会が待っている。しかし村主には表現力という大きな武器があり、ジャンプが成功さえすれば怖いものはない。

SP7位と出遅れた荒川だったが、フリーの演技は2位で合計の成績3位で表彰台に上った。最終グループに入ることができず、表彰台はあきらめていたのか、3位という成績を知ったのは帰ろうとしていた矢先。「はって感じで、ビックリしました」と驚きを隠せない様子だった。しかし演技自体はほとんどのジャンプに成功し、長身を生かしたダイナミックな演技で技術点は村主よりも高かった。そして3位によって昨年は出られなかった世界選手権の出場切符も手に入れることができた。

最終成績
◇女子シングル
@村主 B荒川 M木部崎奏(教1)
◇男子シングル
M中井駿(商2)



卓球 羽賀慎一郎(人2)がベスト16入り

卓球 平成14年度全日本卓球選手権大会(12月18日〜23日)

  羽賀慎一郎(人2)が、全日本卓球選手権の男子シングルスの部でノーシードから勝ちあがり、ランク入りを果たした。
 全日本選手権と言えば、国内で最高位に位置する大会である。海外でプレーしている選手などもこの大会には一時帰国して、参加する。この男子シングルスには実に13歳から51歳までの選手が参加した。とはいえ、大学生が上位に入賞することは容易ではない。今回もベスト16に残った大学生以下の選手はわずかに4人(うち高校生
1人)。それほど社会人の壁は厚いのだ。
 4回戦まで順調に勝ちあがった羽賀の相手は、スーパーシードで、昨年のこの大会ベスト16の小堀守彦(丸紅)。その第1セットでは10−8と、先にマッチポイントを握りながらも、そこから4本連取され、落としてしまう。第2セットは奪い返したものの、第3セットではまたも10−12と、競り負けてしまう。しかし、第4セット
を11−9の僅差で取ると、そのまま第5、第6セットも連取し、金星をあげた。
 勝てばベスト16入りとなる5回戦。相手は1年生ながら10月の全日本学生選手権でベスト4に入った、田中雄仁(中大)。秋のリーグ戦では0−3で敗れており、田中有利との予想が大勢を占めていた。その予想通り、第1セット、第2セットでは田中の左腕から繰り出される強烈なバッククロスの前に、なす術なくあっさりと落と
してしまう。しかし第3セット以降はその田中のバックハンドをうまく封じ、11−9、11−9、11−9、11−8と、接戦ながらも4セットを連取して、見事ベスト16入りを決めた。
 ベスト8入りを賭けた6回戦の相手は、昨年シングルス3位、混合ダブルス優勝で、今年もシングルスでベスト4、ダブルスでは優勝を果たした倉嶋洋介(協和発酵)。しかし、羽賀は臆することなく向かって行き、第1セットを11−7で先取する。続く第2、第3セットは4−11、3−11で取られるが、第4セットは13−11で奪い返
し、セットカウント2−2のタイに持ち込んだ。しかしこの後は第5、第6セットを連取され、快進撃もここまで。大学生でベスト16という快挙を成し遂げ、羽賀の全日本は幕を閉じた。羽賀本人はこの試合を「勝つチャンスはあったんですけど、最後自分が焦ったり、相手がうまかったりでやられてしまいました。」 とコメント。
 この結果、羽賀の来年のこの大会でのシードが決まった。羽賀は「来年はベスト8が目標」と語る。期待したい。


剣道 男女ともに新人戦ベスト16
剣道 関東学生新人戦大会
(11月16日 東京武道館)

 「優勝を目指していた」と主将・山本規史(人2)が言う今大会、 次代を占う意味でも重要なものだったが、結果はベスト16と不本意なものだった。
  早大は、一年生ながら先鋒に起用された黒川恵介(一文1)、全日本を経験、さらなる成長が期待される中石義郎(人1)と寺田有希(人1)の活躍もあり、3回戦までは危なげなく勝ち進んでいった。
  しかし、次の大正大戦で突如歯車がかみ合わなくなる。先鋒の黒川は開始早々に面で一本取られると、そのままリズムに乗れずに二本負け、また、次鋒の首藤崇之(法1)も終盤に粘りを見せるがあと一歩及ばずやはり二本負けを喫する。続く三将の中石こそ面を奪い一本勝ちをするも、結局勝ちはその一つのみ。終始相手ペースの試合展開で、終わってみれば1対4の完敗だった。
 「力不足だった。一からやり直すしかない。」(山本)、「負けた 試合を見ながら、少しずつ頑張っていこうと思う。」(黒川)と言うように、破れたことで学ぶことも多い。まだまだ発展途上の選手が多いため、これからの活躍が楽しみである。
剣道 関東女子学生新人戦大会(12月14日 東京武道館)

チームの主力だった四年生が3人も抜ける来年度のために、新戦力の台頭が期待される今大会。2回戦から登場の早大は、拓大を相手に決め手を欠く苦戦を強いられるも、中堅・秀島綾(社2)の鋭いメンによる一本勝ちで1−0と辛くも勝利を収める。続く立大戦は5−0と完勝。4回戦では、過去2年連続優勝の筑波大への挑戦権を賭けて創価大とぶつかった。中堅戦まで終えて、2勝1分と完全に早大が優勢だったが、副将の干野瑞穂(社2)が立て続けに2本奪われて破れてしまう。勝負の決する大将戦、金岡節絵(社2)に期待がかかったが、もはや流れは創価大に傾いていた。先制を許すとそれが焦りにつながったのか、わずかなスキを突かれて結局2本負け。2勝2敗のイーブンだったものの本数差によって敗北を喫する。 結果自体はベスト16と満足のいくものではない。しかし、全日本を経験した秀島が3戦全勝の活躍を見せたり、宮本若菜(社1)、横濱梓(社1)の一年生コンビが試合ごとに動きがよくなっていくなどの個々の収穫もあった。新チームはまだまだ動きだしたばかり、これからの成長が楽しみだ。

アイスホッケー、法大に負けて3位に終わる
関東大学アイスホッケーリーグ戦4次リーグ(12月13日 東伏見アイスアリーナ)

4次リーグ準決勝、法大戦は4−3で延長戦逆転負けを喫し、3位に終わった。

前回の東洋戦と同じく小原大輔(社3)を1つ目のセットに入れて、西脇雅仁(社3)を2つ目のセットに入れて力を分散させる戦法を取った早大。先制点は1つ目の望月友晴(人4)だった。小川将史(法2)のパスを受けてディフェンス1人をかわしてゴール。幸先のよいスタートを切る。しかしそれから1分もたたないうちに法大のゴールが決まり同点。両者一歩も引かない白熱した展開となった。第2ピリオドに入るとフェイスオフからわずか16秒で法大に逆転ゴールを決められた。しかし、ここでディフェンスが我慢し、追加点を許さない。そしてキルプレー中の13分に西脇が、法大の選手が1人多いことに気付き審判にアピール。法大はメンバーオーバーでペナルティーを取られた。早大はパワープレーになると小原、西脇、甲野俊也(人1)、田中豪(人1)、桶谷賢吾(社3)の5人でスペシャルセットを組み、一気に攻勢に出た。その作戦が見事に決まり小原、西脇のアシストで甲野がゴールし同点に追いつく。そして第3ピリオドにはパワープレー中に小原がゴールを決めて、待望の勝ち越し。何とか0点に抑えたい早大だったが、追いすがる法大に同点ゴールを決められ、3−3で延長戦へと入った。

サドンデス方式の延長戦で、小原、西脇を中心に攻め立てるが法大の堅い守りに阻まれて得点できない。逆にディフェンスゾーンでのチェックが甘くなり、1分18秒にフリーで法大・北側に値千金のゴールを決められて敗戦。喜びを爆発させる法大の選手たちをを尻目に早大選手は信じられないという表情でうなだれ、10月から行われていた長いリーグ戦は3位で幕を閉じた。


関東大学リーグ戦最終成績A早大
※最多ポイント王 小原大輔(社3)
※ベスト6 小原
※フェアプレー賞 早大



◇ユニバーシアード代表に5人選出
1月16日からイタリア・タルヴィジオで行われるユニバーシアード冬季競技大会の代表に、小原、西脇、桶谷、小川将史(法2)、白鳥洋(人1)が選出された。


◇コメント
中野浩一監督(昭54教卒)
しょうがない。(どういう意味で?)せっかく組織でプレーして逆転したのに個人のミスで同点にされて逆転された。スキルの低い人間を出した私がいけなかった。今日ダメだった奴はインカレでも使わない。出てなくてもいい選手はいっぱいいるから。(4強の中で勝つために必要なのは?)メンタル。誰にも負けない、なにくそって気持ちがもてるか。あとはほとんど変わらない。(インカレは勝てますか?)明日からインカレ始まれば勝てるよ(苦笑)。悔しい思いしても若い人はすぐ忘れちゃうから。でもシステムは成功するシステム、失敗するシステムと分かった。

荒木誠也主将(法4)
オーバータイムに入ってしまったのがそもそもダメでした。小原が決めてくれて、リードを守りきれなかった。あともう一点がどうしても入らなかった。同点にされて法政にいけるぞと思わせてしまった。(試合内容は?)ひとり一人のプレーの精度を高めないと接戦では勝てないと痛感しました。あとは相手へのプレッシャー をもっとかけること。体にいかなくちゃいけない場面でパックの動きにつられてしまったり。そういうところのちょっとずつのつめの甘さが終盤で形になったと思う。今後は?インカレもありますが)そうですね、はやく前向きになることですね。またすぐ練習してみんなで盛り上げていかないと。

<リーグ戦を振り返って〜早スポ記者の目>
平成8年に優勝して以来リーグ戦優勝から遠ざかっているワセダ。春の関東大学選手権、10月から12月にかけて行われる関東大学リーグ戦、1月のインカレ(日本学生氷上競技選手権)とアイスホッケー3大大会をあわせても4年前に関東大学選手権で優勝して以来、あと一歩のところで涙をのんできた。そして今年のリーグ戦も3位に終わった。関東レベル=全国レベルという図式が成り立つ大学アイスホッケー界においてリーグ戦優勝は全国制覇と変わらない意味合いを持つ。その中で3位という結果に対する評価は様々だろうが、優勝を目標にしている早大にとってはやはり、悔いの残る3位だといえる。

ではなぜ優勝を目指しながらそこにたどり着けなかったか。このリーグ戦に限って言えばその答えは『一発勝負に勝てなかったこと』だといえる。
昨年までのリーグ戦はいわゆるリーグ戦で各大学総当りで勝ち点の一番多いところが優勝していた。今年は1次から3次リーグまでの総当りの勝ち点を元に1〜8位を決めて、1〜4位に入ったチームが4次リーグでトーナメントの優勝争いをするというものに変わった。トーナメントは@1位対2位、A2位対3位(敗者は4位確定)、B @の敗者対Aの勝者(敗者は3位確定)、@の勝者対Bの勝者(勝ったほうが優勝、負けると2位確定)という敗者復活戦を取り入れたページシステムであった。つまり3次リーグまでに上位4位に入っていればどの大学にも優勝のチャンスがあるというもの。大学アイスホッケー界では早大、明大、法大、東洋大が飛びぬけて強いため、この「4強」が常に上位4位までを占め、今年のリーグ戦も3次リーグを終えた時点で明大1位、法大2位、早大3位、東洋大4位であった。
実力のほとんど変わらない4校がトーナメントで戦えば一つ一つのプレーがより大事になってくる。早大は初戦の東洋大戦ではここ一番での集中力を発揮。「我慢しつづけられた。グラっときて立て直して、グラっときてまた立て直して」(中野監督)見事逆転勝ちを収めた。そして法大戦。先制し同点にされ逆転されるが、同点に追いつき逆転。しかし再び同点にされると、延長で逆転負け。シーソーゲームの行方を決めたのは早大のまずい守りだった。最後の最後で体にしっかりチェックするという鉄則を怠り、フリーで法大に打たせたシュートがキーパーの左肩の横に突き刺さり決勝点を献上してしまった。「組織でプレーして逆転したのに個人のミスで同点にされて逆転されたと中野監督は試合後怒りを隠し切れない様子で語った。ほんの少しのミスが一発勝負の、しかもサドンデス方式の延長戦に出たことで早大を3位に沈めてしまった。

今年は様々なシステムを使い様々なセット編成を組んだ。相性の悪い法大には早大の得点源であるセンターフォワード・小原、ウィング・西脇を別々のセットに入れて力を分散させる戦法を取ったことがその一例として挙げられる。システムについても最良のものを模索しつづけた。さらに毎年のように課題に挙げられるディフェンス面についても、桶谷、市村らの3年生ディフェンス陣が去年よりプレーの精度を上げて、失点は少なくなった。しかし、それでも優勝には至らなかった。この先早大が勝つために必要なもの。それは中野監督曰く『メンタル』だ。
「誰にも負けない、何くそって気持ちが持てるか。あとは(どの大学も)ほとんど変わらない」(中野監督)。

年が明ければインカレが始まる。リーグ戦で見えた課題を一人ひとりがしっかりと見つめて修正し、強い気持ちで試合に臨めば優勝も夢ではない。このチームで戦えるのも残り数試合。全力で優勝目指して欲しい。
1月6〜9日のインカレ。後がなくなった早大はアイスホッケータウン・苫小牧の地でどんな戦いを見せてくれるのだろうか。



アイスホッケー4次リーグ(トーナメント)東洋大撃破

関東大学アイスホッケーリーグ戦4次リーグ(12月11日 東伏見アイスアリーナ)

 3次リーグを3位で通過したワセダはは、4位通過の東洋大との対戦となった。早大は4−3で辛勝し、次戦は1位通過・明大と2位通過・法大との対戦の敗者である法大と、明大との決勝戦の切符をかけて戦うことになった。

 3次リーグでは法大に勝利した後、明大に完封負け、東洋大にも逆転負けを喫し、決していいとはいえないチーム状態で迎えた4次リーグの初戦。負けるとリーグ戦4位が決まるため、両校共に一歩も譲らない白熱した試合が展開された。

 先手を取ったのは
東洋大。パワープレーのチャンスをモノにしてまず先制。ワセダもその後すぐにこの日2つ目のセットに入った田中豪(人1)が西脇雅仁(社2)のパスを受けてゴールを決めて同点とするが、第1ピリオドは東洋大ペースで進み、2つ目のセットが失点して1−2で第1ピリオドを終えた。第2ピリオドに入ると徐々にワセダがペースを掴み、パックをキープしてゴールチャンスを何度も作ったが、東洋大の堅い守りに阻まれて、得点できずに1−2のまま勝負は第3ピリオドへと持ち越された。


第3ピリオドは小原大輔(社3)がパワープレー中に得点するが、その後同じ1つ目のセットで失点し、またも1点勝ち越されてしまう。そこから東洋大のペナルティーがたてつづけに起こり、一時は5人対3人という圧倒的有利な状況もあったが、得点できず、時間だけが過ぎていった。このまま終わってしまうのかと思われた15分05秒、パワープレーのチャンスに小原が同点ゴールを決めて一気にワセダペースに。そしてわずか24秒後の15分29秒、またしても小原がゴールを決めると、これが決勝点となり、4−3で辛くも逃げ切った


◇コメント
中野浩一監督(昭54教卒)
(今日の勝因は?)勝負に出た。我慢しつづけられた。出ている選手もスタッフもそう。グラっときて立て直して、グラっときてまた立て直して。(次戦法大戦へ向けて)体調管理しっかりして、ベストの状態で臨めば、あとは黙っていてもやる連中だから。


荒木誠也主将(法4)
嬉しいです。逆転ですが、必ず勝てると思っていた。(小原の活躍)苦しい時に決めてくれた。彼が決めるとチームも波に乗る。彼のようにスコアリングできる人に回していければいい。(主将として)あまり出番がなかったですが、アタックも出来たしよかったです。


小原
(2連敗後の試合)確かにムードは落ちていた。でも、勝てば優勝できるし、悔いを残さないようにと思った。(以前、点を取るよりアシストの方が嬉しいと言っていたが今日の得点は狙っていたのか(3ピリだけで3点の大活躍))
今日はいつもと逆でポジション上フリーが多かったので、フリーのときは狙った。運がよかっただけ。パックがきてくれた。

西脇
(タフな試合展開だったが)決める人が決めてくれた。欲しいときに点を決めてくれたのが一番。波に乗った。立ち上がりが悪かったが、今日は東洋より勝ちたい気持ちが上だったので勝てた。(小原と違うセットだったが)いっしょにやりたい。いいパスが来るし。ただ、今のセットでも逆に違う展開に出来る。内はうまいセンターばっかりなので。豪もいいし。どっちでもいいって言うと変だけど。


アイスホッケー3次リーグ法大戦に勝利

関東大学アイスホッケーリーグ戦3次リーグ(11月30日 東伏見アイスアリーナ)

 強敵・法大に8−2で圧勝、リーグ戦では2年ぶりとなる法大戦勝利となった。

 1次リーグ、2次リーグと法大には2連敗。この日は何としても勝たなければならなかった。法大に勝つために、早大はこれまでのシステムを一新してこの試合に臨んだ。そして、これまで小原大輔(社3)、西脇雅仁(社2)という絶対的な2人のフォワードで得点を量産してきたが、小原を2つ目のセットに入れて、力を分散させる戦法を取った。

 先手を取ったのは早大だった。最初のパワープレーのチャンスに甲野俊也(人1)が押し込んで先制。
第1ピリオドはこの1点のみだったが、しっかり守りきり、1−0で第2ピリオドへ。、第2ピリオドは開始早々2つ目のセットに入った小原がゴールを決めた。「(2つ目のメンバーとは)3回くらいしか組んだことがない」(小原)という急造セットでも、小原の得点能力は変わらなかった。今までの早大ならばこの後、すぐに同点に追いつかれ逆転される展開にもなりかねないところではあったが、桶谷賢吾(社3)、西脇、藤田諭(人3)、小川将史(法2)が得点し怒涛のゴールラッシュを見せてワセダの独断場。大量得点にも慢心することなく第2ピリオドも集中力を切らさず0点に抑えた。第3ピリオドは2点を取られて完封こそならなかったが、8−2で大勝した。この日は「ほぼ100点に近い出来」(中野浩一監督=昭54教卒)というほどの内容のある試合だった。しかし、この勝利にも慢心は決してしない。「次は相手も考えてくるだろうし」と中野監督が言えば小原も「(法大とは)またトーナメントであたるので気は抜けないと気を引き締めた。

 次戦は明大と。勝って4次リーグを有利に進められるか。


アイスホッケー2次リーグ3位で3次リーグへ

関東大学アイスホッケーリーグ戦2次リーグ(11月16日〜11月25日 東伏見アイスアリーナ)

 1次リーグ1位の早大は4位の法大、8位の大東文化大、5位の中央大と2次リーグを行い、2勝1敗で3位で3次リーグへ進んだ。
 2次リーグ初戦は法大戦。1次リーグの対戦で唯一負けていた相手だっただけに、今度こそはという思いで臨んだ。前回はペナルティーから自滅した展開だったが、今回は無駄なペナルティーをすることなく、逆に法大にペナルティーが目立った。しかし、パワープレーのチャンスを生かせず、第2ピリオドに先制を許してしまう。その後すぐに同点に追いつくも、すぐさま1点勝ち越され2−1で勝負は第3ピリオドへ持ち越された。第3ピリオドは開始57秒にパワープレー最中にも拘わらず失点。途中1点差まで詰め寄るが、最後にペナルティーが重なり、2失点し、2−5で試合は終わった。法大相手に2連敗はチームにかなり答えたようで「次も勝てないかもと思ってしまう」(中野浩一監督=昭54教卒)、「チーム全体がへこんでいる」
(荒木誠也主将=法4)とのコメント。またこの日は2つ目のセットが2点を挙げる活躍をしたが、「2つ目は調子に乗っている。ベンチワークと違うプレーをしている」(中野監督)と厳しいコメントが指揮官から出た。
二戦目の大東文化大戦は13−1で圧勝。三戦目の中大戦は4−2で勝利した。1日日おきに試合があった2次リーグは「皆疲れがたまっている」(荒木主将)が、「法政に負けてがくっときたが、ここ2試合はいい感じだった(荒木主将)」と3次リーグへ確かな手ごたえをつかむことができた。また法大戦では酷評された2つ目のセットについても「まだ完璧には修正できていないけど、氷の上で修正できないから次のゲーム、次のゲーム、という風に直して来た」(中野監督)とチームは上向きだ。3次リーグは明大、法大、東洋大との対戦となる。上位チームの中でどうやって戦うか。まずは初戦の法大戦で勝って波に乗りたいところだ。


合気道 男子が関東インカレ優勝!
秋季関東学生競技大会(11月24日 早大柔道場)


 男子がライバル成城大を下し、優勝を決めた。
 10月に行なわれたインカレで4年生は引退となり、この大会は新しいチームの力を試すものとなった。しかし新しいチームの主将で大将(男子団体=5人制で5番目の選手)の金田亮(理工3)と副将(男子団体で4番目の選手)の平内広野は2年時から団体戦に出場してきたいわば「ベテラン」。力でも技でも相手選手を圧倒するその姿は見ている側に安心感をもたらすほどだ。この2人を中心に、二回戦の国士大戦では多少苦労したものの、磐石と言える勝ち方で決勝まで進んだ。
 決勝の相手は成城大。優勝争いに常に顔を出す強豪校だ。1勝2敗で迎えた副将戦を平内が勝利し、2−2で優勝は大将・金田に託された。「プレッシャーがあった」という金田だが、落ち着いた試合運びで
勝利。早大の安定した強さが光った試合だった。
 それでも金田は演武競技での結果がかんばしくなかったことを挙げ、「個人と(乱取団体の)2冠」を新たなる目標に掲げた。また、2回戦敗退となった女子の三代舞(一文3)も「自分たちも優勝してアベック優勝」を目指す。これからの早大合気道部、大きな期待が持てそうだ。


アイスホッケー1次リーグ1位で通過

関東大学アイスホッケーリーグ戦1次リーグ(10月6日〜11月10日 東伏見アイスアリーナ)

 最終戦の法大戦には2−4で敗れたが、六勝一敗で1次リーグを1位で通過し、2次リーグへ進んだ。
法大戦は第1ピリオドに、小原大輔(社3)のゴールで先制すると、2点目はパワープレーでフォワード4人を投入したことが功を奏し、西脇雅仁(社2)のゴールが決まった。強敵でありいちばんのライバルである法大相手に先手を取った。しかし、第2ピリオドは反則が多く、劣勢に立たされつづけた。このピリオドだけで3点を入れられたうち、2点はキルプレー中。一時はペナルティーが2つ続き、5人対3人というピンチに立たされた。たまらず早大はタイムアウトをとり、中野浩一監督(昭54教卒)は「ゴール前はしっかり守るように」と指示を出した。結局この場面は何とかしのぐことが出来たが、「気合が入っている分、パックに反応しすぎた」(中野監督)と言うように、いつもよりもパックを追いすぎる場面が何度か見られた。第3ピリオドは、キルプレー中に失点。チャンスは作るものの、なかなかゴールに結びつかない展開が続いき、結局2−4で敗戦した。
 2次リーグでは法大、中央大と対戦する。再び法大と対戦することになったが、中野監督は「勝つためにやっているから」と強気のコメント。無駄な反則を減らせば、勝利は見えてくるはずだ。



ショートトラック末吉が全日本で総合5位に

第26回全日本選抜選手権(11月9,10日 江戸川区スポーツランド)

 今年はワールドカップの韓国大会、中国大会に出場し、上々のスタートを切った末吉隼人(教2)。「(体調は)あまりよくなかった」という末吉だが、初日の最初の種目である1500メートルは順調に勝ち上がっていき、決勝へ進んだ。決勝では最後方からスタートし、途中で、トップに立ちレースを引っ張った。後半2人に抜かれたものの3位。「そこそこです」と評価するのも、1500メートルは得意の種目だから。次の500メートルはスタートダッシュに課題があり、準決勝で敗退した。
 2日目の1000メートルは準決勝で同走者に押されたが、末吉自身がなぜか失格。本人も首をひねる結果となった。そして最後の3000メートル。後方から様子をうかがいながら周回していく。そして、あと2周となった時点で、末吉は3位。その時前にいた2人は末吉よりも実力の劣る選手だった。「よし、ここで抜いて優勝や」と思ったが、ここであと1周を知らせる鐘が場内に鳴り響いた。周回数を数える審判団の1人がカウントを間違えていたのだった。結局末吉は前の2人を抜けずに3位。レース後は終始悔しさをいっぱいにあらわした憮然とした態度だった。総合では5位に入ったものの、ワールドカップのヨーロッパシリーズの代表には選ばれず、なんとも後味の悪い大会となった。




テニス 王座連覇!

第56回全日本大学対抗テニス王座決定試合(10月23〜27日 岐阜・長良川メモリアルセンター)


 早大庭球部男子は前年度覇者として当地に乗り込んだ。1回戦シードの早大は、2回戦に勝ち上がってきた松山大を9戦全勝と一蹴。準決勝でも、関西地区第2代表の関西学院大を8戦全勝(雨天のため1戦打ち切り)で下した。ここまでの試合で取られたのはわずか2セット。圧倒的な実力を示し、2年連続となる近大(近畿大)との決勝戦へ駒を進めた。去年の借りを返そうと闘志を燃やす近大と、それを迎え撃つ早大。試合は去年と同じく、接戦の様相を呈した。
初めに行われたのは、関東予選では5大学と計15戦を行って、敗れたのはわずか1戦のみという得意のダブルス。3年間コンビを組んできた2宮崎雅俊(人4)・堂野大和(人3)組は第2セットを落とすが、流れを引き戻し2-1で勝利。今年の夏関(夏季関東学生選手権)ダブルスで優勝を果たした3宮尾祥慈(人3)・金山敦思(人2)組も序盤こそ苦戦するものの、2-0のストレートで勝利した。しかし、1清水健(教4)・糟屋春隆(社4)組は、強豪の李・潘組と対戦。一進一退の激しい攻防の末、1-2で敗れてしまう。
 続くシングルス、先陣を切ったのは3金山だった。相手に付け入る隙を与えず、2-0のストレートで勝利を飾る。しかし、4堂野は接戦で敗れ、隣のコートで試合を行っていた6鎌野吉平(人4)も0-2のストレートで敗戦した。早大はこの時点で3勝3敗と並ばれてしまう。そんな中、主将である5清水は潘と戦っていた。「ダブルスで負けたので、何が何でも勝ちたかった」という言葉通り、清水は気迫を前面に押し出していた。第1セットを先取するが、第2セットはタイブレークに突入。だが、清水は集中力を途切れさせることなく勝利をものにした。そして、いよいよ両校のエース、早大の宮崎と近大の李がセンターコートに姿を現した。別のコートで試合を行っていた2の宮尾が勝てば早大の優勝は決定だが、リードを許していた。このまま宮尾が負けてしまうとすべての行方はこのエース対決の結果次第。そんな緊張感漂うなか、最後の一戦が始まった。
 試合は序盤から宮崎のペース。体調が悪かったという言葉を疑いたくなるほど、キレのあるプレーを見せた。自慢のサービスに力強いストローク、タイミングの良いネットプレー。それに加え、何度もラインぎりぎりのショットを打ち込むため李は返すのが精一杯であった。途中、宮尾の敗戦が決まったが、もう早大の連覇を疑うものはいなかった。勝利、そして同時に優勝が決まった瞬間、宮崎は大きくガッツポーズをした。
 様々なプレッシャーに打ち勝ち、早大は見事連覇を達成した。「全員がチャレンジャーとして戦ったこと」。清水は優勝の要因をそう上げた。頂点にいながら現状に満足せず、常に挑戦者として戦う。その姿勢が早大を成長させてきたのだろう。もうすぐ4年生が引退し、新チームがスタートする。新キャプテンに任命された堂野は「今年に負けないチームを作りたい」と意気込みを表した。大学日本一の座を守り続けるべく、早大テニス部はこれからも成長し続けていくだろう。


アイスホッケー明大に勝利で二連勝
関東大学アイスホッケーリーグ戦(10月19日 東伏見アイスアリーナ)


  前日の早朝練習により寝不足で、コンディションの悪いまま迎えた明大との一戦。先制したのは早大だった。キルプレー中に明大のパスミスを小原大輔(社3)が拾い、一気に攻め立ててゴール。幸先のよいスタートを切る。第2ピリオドに入っても早大の勢いは止まらない。小原が2点目を入れると、東洋大戦で2点を入れた藤田諭(人3)が望月友晴(人4)とのコンビネーションでゴール、4点目は藤田、望月の動きに市村祐樹(社3)がうまくあわせてゴール。第3ピリオドは疲れからか反則が多く、明大にゴールを決められ惜しくも完封はならなかったが、集中力を切らさず、望月のゴールも決まって5−1で快勝した。


◇コメント
中野浩一監督(昭和54年教卒)
(第3ピリオドに5つのペナルティーに関して)余計な反則が多かった。(田中豪=人1を、2つ目、3つ目のセットに入れて使うやり方の意図は?)点が欲しいところで田中を出す。テクニックがあるから、相手が2つ目、3つ目(のセット)の時に出すと、点が取りやすい。

荒木誠也主将(法4)
(試合前、選手にどんな言葉をかけましたか?)反則でペースを乱さないように。今年のチームは結構できるチームなんで自信を持ってプレーすることを。

小原(センターフォワード)
(先制ゴールについて)周りのおかげで前に一人しかいなくて、そのあとも抑えてくれていて、影のアシストです。(アシストとゴールはどっちがうれしい?)アシストです。西脇に決めてもらうパスを出すのが自分のプレーなので。今日みたいなのは狙いますけど。

高橋幹基(人3)(ゴールキーパー)
(完封ならず)残念でした。(第3ピリオドに明治の攻めが多くあったことについて)明治は点が取れていなかったので。どこのチームも最後になると攻めてくるので予測はしていた。今日は反則が多くなって試合が安定しなかったが、勝てて嬉しい。(U−18,U−20などの日本代表になっている1、2年のキーパーの存在は刺激になっている?)刺激になる。みんな経験あるキーパー。自分はまだ経験が浅くて日の丸つけたことないので、負けないように頑張りたい。



卓球部 田中、全日本へ

第69回全日本学生卓球選手権大会(10月11〜14日 松山市総合コミュニティーセンター)
 
 新体制のもと、早稲田卓球部が動き出した。秋季リーグ戦では6校中5位と振るわなかった早稲田だが、新チームのスローガン「常に挑戦者」を胸に大会に臨んだ。
  立山新主将の「今までのキャプテンはすごかった」の言葉どおり、前主将・田中卓雄(法4)は4回戦まで順調に勝ち進む。合宿から練習をやりこみ、自信を持ってできているのが勝利につながっているようだ。一夜明けての5回戦、「体が思うように動かなかった」田中は0−4とストレート負けを喫し、ランキング15位となった。
この結果により、12月の全日本選手権への切符を手に入れた田中。「力を出し切れるように頑張る」と意気込む。
 活躍の期待された岸川・中野の1年生コンビはベスト32に終わり、悔しさを隠せない様子だった。その悔しさは必ず次の戦いにぶつけてくれるだろう。早稲田の「挑戦」は続く。



ハンドボール部 11季ぶりにリーグ戦優勝!!
関東大学秋季リーグ戦(9月14〜10月12日 駒沢体育館ほか)


11季ぶり。1942年の創部以来、関東学生リーグで過去22回の優勝実績を誇るワセダには、いささか長すぎるトンネルだったのかもしれない。10校が争う今回の秋季リーグ男子一部で、早大は7勝2分の好成績を残し見事に優勝を勝ち取った。
 結末は最後まで見えなかった。10月12日の最終戦、2位日大との一戦は何が何でも落とすことができない試合。日大に得失点差で大きく引き離されている早大は、引き分け以上でなければ優勝の夢は崩れ落ちてゆく。序盤は激しい点の奪い合いが続いた。勢いよく相手ゴールを攻めるが、キーパーの堅い守りに阻まれなかなかゴールを決められない。しかし7点目の小川(人1)のゴールから3連続得点を決めると、GKの横山(人1)の動きにもキレが出始め、17−14と前半をよい流れのまま終わらせる。ところがこの点差ならいけるという気持の緩みが出たのか否か、後半に入ると早大は失点に繋がる細かなミスを連発。またチャンスを作るもののゴールを外す場面も見られ、まさに一点を争う攻防に会場中が緊張感に包まれていた。ラスト2分、27−27、この日8得点の活躍を見せた森(人4)が28点目の鋭いゴールを叩き込む。このまま勝って終わらせたい…しかし同じく優勝に手が届く日大にも意地がある。ラスト1分をきったところでまさかのゴールを決められ、結局試合は28−28で幕を閉じることとなった。それでも優勝という事実に変わりはない。試合終了のホイッスルとともにワセダ勢は一斉に歓喜の声をあげた。
 今回のリーグが好調だった要因はとの問いに、選手たちは口をそろえてこう答えた。「東日本インカレ敗退の悔しさがバネとなった」。8月に行われた東日本インカレではベスト8入りを目標に掲げていたものの、思いも寄らない予選敗退。どん底からの奮起は確実に実を結んだ。
 なお、今リーグでは最優秀選手に田平(人4)が、優秀選手に林(人4)、森、猪妻(人3)、文屋(商3)の4名が選ばれ、得点王は猪妻(67得点)が獲得した。優秀選手と得点王のW受賞となった猪妻は笑顔で「気持いい」と語ってくれた。また猪妻はU−23日本代表候補にも選出されており、ワセダから世界へと飛翔する姿に期待せずにはいられない。
 11月にはインカレを控えている。目標はもちろん「優勝」の二文字。早大ハンドボール部の復活劇はまだ始まったばかりだ。




スケート部 アイスホッケー リーグ戦 白星スタート
関東大学アイスホッケーリーグ戦(10月6日 東伏見アイスアリーナ)


5対3で東洋大に勝利し、リーグ戦の開幕戦を制した。

第1ピリオド、東洋大のペナルティーからパワープレーのチャンスをもらった早稲田は5分44秒に藤田諭(人3)がゴールし、幸先のよいスタートを切るが、その後、東洋大にゴールを決められて1−1で第2ピリオドへ。3分22秒に桶谷賢吾(社3)のオフサイドラインぎりぎりから放ったシュートを西脇雅仁(社2)が受けてゴール。波に乗った早大は藤田のゴールで、3−1で第2ピリオドを終えた。第3ピリオドは開始わずか12秒で西脇がゴール。このまま早大ペースでいくかと思われたが、気の緩みからかディフェンスのすきを突かれ、たてつづけに2点を失い、一点差まで詰め寄られる。しかし、ここから早大は強さを発揮した。何度も放たれる東洋大のシュートにGKの高橋幹基(人3)がナイスセーブを連発。夏の間にディフェンスの練習を徹底してやった成果があらわれる。ディフェンスがいい流れを作ると、ワンチャンスをものにして17分16秒という絶妙の時間帯に西脇がハットトリック達成となる3点目を入れて、試合を決めた。


◇コメント
中野浩一監督(昭和54年教卒)
(ディフェンスは)去年よりだいぶいい。メンタル的に今年はすごく強い。(優勝のためには)今日のようなノリで終始うちのホッケーが出来れば結果は出る。

荒木誠也主将(法4)
勝てるかどうか不安だったけど、いいスタートが切れた。
(あえて反省点を言うなら)第3ピリオドに2点入れられたこと。第3ピリオドの始めに1点追加して「勝てるぞ」と皆が思ってしまった。でも最後にもう一回点が入ったのが、今年のチームの強みですね。

小原大輔(社3)
チームは初戦てことでモチベーション高かったです。勝てたのは気迫で相手を上回ったから。100%の力を出せたと思う。自分は怪我(左手首のけんしょう炎)の影響もあって完全ではなかったけど、思ったよりも動けたし周りも見れていたと思う。
(3ピリの途中から苦しい展開が続きましたが)点差があったんでこっちが余裕持ちすぎた。向こうもかなり攻めの意識が高かった。5点目が入って相手も勢いがなくなった。あの5点目は勝負を決める大事な点だった。


西脇
(得点後の派手なガッツポーズ)今日は何をやろうかと考えていました。今日誕生日なんですよ。
(3点取りましたが今日の出来は何点くらい?)まだ半分くらい。チャンスはいっぱいあったのに決められなかった。ちゃんと決めてればもっと楽な展開になっていたのに。今日は足が動いてなくて周りが助けてくれた。小原さんとか、甲野とか。みんなに感謝したい。


藤田
(2得点の活躍)ずっといいペースで楽しくできた。
(自分の役割は)ポジション的には走って相手に取られないように守ること第一。ポイントは出来ないので、セットの中でつなぎ役になれたらよいと思う。




スケート部アイスホッケー 早慶戦、15−0で圧勝

第68回アイスホッケー早慶戦(9月29日、東伏見アイスアリーナ)


「格の違い」今年の早慶戦は正にこの形容詞がピタリと当てはまる結果となった。開始2分26秒、FW小川将史(法2)が豪快に先制点を上げたのを皮切りに、ワセダは怒涛の得点ラッシュを見せる。1年生ながらその高い攻撃能力を存分に発揮した田中豪(人1)の4点を筆頭に、奪った総得点15。自陣のゴールは1度も揺らさせることもなく失点は0。まもなく始まる関東大学リーグ戦へ向けて、上々の試運転だった。

「今年のチームの武器は得点力」主将の荒木誠也(法4)は試合後、自信に満ちた顔で力強く語った。この言葉に偽りはない。事実、いくら相手との力の差があるとはいえ、試合時間も他競技に比べ短く、『氷上の格闘技』と謳われるほど肉弾戦の激しいアイスホッケーという競技において、ここまで得点を奪うことは稀である。それを可能にしたもの。それは卓越した個人の技術。そしてその能力をベースに築き上げられた組織的な攻撃力。まだまだ発展途上の段階とはいえ、現時点でこの破壊力。当に他チームにとっては脅威以外の何物でもあるまい。いくら点差が離れようとも緩まることのない攻撃の手綱。それは試合という場に対する選手一人一人の高いモチベーションの裏返しでもある。この日の得点王になった田中も、その結果に浮かれる様子は全く感じられない。「自分の場合はまずチーム内での競争に勝ってから。試合に出たらそこでも結果を出していく」時折笑みを浮かべるものの、その瞳は輝きを放ち、負けん気の強さを垣間見せた。

 チーム全体の底上げ。個人個人の激しい競争は、それを実現するための近道となる。選手の入れ替わりが頻繁なアイスホッケーでは、その道の先に大学王者の地位が見えてくる。そう言っても過言ではない。昨年度のリーグ戦、大事な試合で得点を奪えず、 位と涙を呑んだワセダ。その意味でも今年のチームは大いなる可能性を秘めている。伝統の早慶戦。今年この場で見せてくれたのは、爆発的な攻撃力だった。まもなく始まる長く熱き戦いへのプロローグは、最高の形で幕を閉じた。





剣道部 女子関カレ団体戦3年連続準優勝

第28回関東女子学生優勝大会(9月22日 東京武道館)



三度目の正直ならず・・。22日、東京武道館で行われた関東女子学生優勝大会にて、早大は3年連続の準優勝という結果に終わった。過去2年、決勝戦で敗北している筑波大相手に一矢を報いたいところであったが、その願いはかなわなかった。

3回戦の城西大戦に勝利しインカレ出場を決めた早大は帝京大戦も3−1で危なげなく勝ち進み、慶大との準々決勝に臨む。「早慶戦」という周囲からのプレッシャーからか大将戦を含む3試合が引き分けとなる苦しい戦いであったが、辛くも本数勝ちで準決勝進出を果たす。相手は流通経済大。先鋒・野崎かおり(商3)が開始早々面を決め一本勝ちを収めるも、続く次峰・若松千春(人4)が惜しくも敗れてしまう。中堅・金岡節絵(社2)の一本勝ちで流れを呼び戻したかに見えたが、副将・飯岡佳穂子(社3)が引き分け。大将・有働梢主将(法4)が引き分ければ勝ちという場面だったが、リズムに乗りきれず面を決められ、一本負け。勝負の行方は大将戦と同じ顔ぶれとなる代表者
戦に委ねられた。延長戦にまでもつれこんだ代表者戦であったが、落着いた試合運びでペースを取り戻した有働が会心の面を放つ。「大将戦で一本とられてしまい、このまま相手のペースになるよりも代表者戦に持ち込んでも
う一回同じ相手とやろうと思った」と話す有働の、冷静な戦術が実を結び見事代表者戦を制した早大が3年連続で決勝の舞台へ進んだ。
過去2年、早大の優勝を阻んできた筑波大を相手にしての決勝戦。中堅戦までの3試合がすべて時間切れ引き分けとなる緊迫した試合が動いたのは、副将戦であった。両者の体が激しくぶつかるなか、飯岡の面が炸裂し一歩リード。0−3で敗れた去年の対戦には出場せず、今回が団体戦初出場となった飯岡の一撃に沸きあが
る早大応援席。「いける!」という気持ちが芽生えた次の瞬間だった。筑波大・中村の面が決まってしまう。すると、立て直す間もないまま2本目の面がヒット。あっという間の出来事であった。「一本をとった時点で守りの気持ちが強くなってしまった」と語る飯岡。「一本とったあとが肝心」だっただけに、悔しい敗戦であった。有働の二本連取に早大の勝利がかかった大将戦。なかなか勝負どころで決められない苦しい展開となってしまうなか、せめて一本をとって代表者戦に持ち込みたい早大であったが、終了15秒前に面を決められてしまい、そのまま0−2。早大は去年までの雪辱を果たすことはできなかった。

<選手達のコメントから>
今日の早稲田の戦いには、ある一つの思惑があった。それは、「うしろにつなぐ」ということ。インカレ出場が懸かった3回戦・城西大戦での有働のコメントが印象的だ。「『うしろにつなぐ』ことを目標にしていた。大将の前で勝負を付けるな、と言っていたので、一人一人が後ろを信じていたのだと思う」。「大将の前で勝負を付けない」というのは風変わりに聞こえるかもしれないが、それは「大将の前で勝ちを決めることはまだしも、負けを決定させることだけはしたくない」という強い気持ち
でもある。実は、城西大戦は副将戦までがすべて引き分けという予想外の展開であった。それでも、4人の頭には「大将がいる」という安心感があったのだろう。今の早
稲田には「後ろを信じる」という信念がある。「準優勝ながら、チームワークだけは絶対1番」という飯岡の言葉からも、そのことはうかがうことができる。「うしろにつなぐ」ことでチームの結束を固める早稲田が、インカレ制覇に向けて動
き出す。






剣道部 男子関カレ団体戦ベスト8
第51回関東学生優勝大会(9月16日、日本武道館)


 全92校が出場する中、早大は、初戦城西国際大を3−0で破ったのにつづき、東京経済大を4−0、大東文化大を4−0で破り、順調にベスト8まで勝ち進んだ。その準々決勝戦で、早稲田は昨年3位の国際武道大との試合に臨んだが、難局を乗り切れず0−2で最後の試合の幕を閉じた。
 国際武道大戦、次鋒・山本規史(人2)は前半に面を1本取るが、その直後に相手にも面を取られ、その後取り返せず両者引き分けとなる。続いて「自分の動きが出せなかった」という5将・中石吉郎(人1)が勝ちを奪われるも、
中堅・竹田光樹(人4)の戦いは試合開始直後から白熱し、途中足を痛めるというトラブルもあったものの、先手を取られた小手を面で取り返して引き分けた。そのまま0−1で迎えた副将戦。高校の同級生対決となった試合であったが、副将・只野裕樹(社4)はかつての同胞に面を奪われ、その一本を取り返すことはできなかった。そして大将・間賢一郎主将(法4)は、静かに熱く燃える炎のような戦いを繰り広げ、引き分けた。
 今回の試合に関して間主将は、「全体の調子は決して悪くはなかった。ベスト
8には満足していない。うちはいつもベスト8どまりなのでどうしても(ベスト8の壁を)破りたかった」と語った。一方で今回がデビュー戦となった1年生について尋ねると、「よくやってくれた。感謝している。期待以上の仕事をしてくれた」と答え、次回大阪で行われるインカレの目標については、「優勝です!」と新たな闘志を見せた。また今試合で3試合連続2本勝ちという活躍を見せた山本も、最後国際武道大との試合では一本決めた直後に取り返されるという結果に終わったが、次回のインカレに向けて「先輩を見習いつつ、今日打たれたところを見直したい」と前向きな姿勢を示した。そして期待の1年生、寺田有希(人1)と中石は、今回の試合について「緊張したが、先輩の励ましもあったので思い切っていけた」(寺田)、「先輩に励まされいい意味の緊張感をもってできた」(中石)と、先輩のバックアップが大きかったことを示した。
その一方でそれぞれが今大会での反省点をしっかりと見つめ、次回インカレへ向けての課題を「一本確実に取ることのできる技を身に付けること」(寺田)、「一戦一戦全力でぶつかることと先輩を信頼して後ろへつなぐこと」(中石)と、意気込みを語った。来月行われるインカレに期待のかかるところだ。




テニス・リーグ戦制覇!王座二連覇へ
関東大学テニスリーグ(8月13日〜9月14日 昭和の森テニスクラブ他)

 「二強」から「群雄割拠」へ。昨年度、この大会を制したワセダは、一気に頂点へ駆け上がる。8年振り11度目の全日本大学王座優勝を手にした。この大会の準決勝で対戦したのが亜細亜大。亜大は平成6年に初めて関東を制してからのその後8年、関東では実に6度の優勝を誇る。ワセダの前に毎年立ちはだかった強豪だ。ここ数年、関東予選は常にこの2校が覇権を譲り合ってきた。そして向かえた今年度、2つの伝統校が復活の兆しを見せる。昭和22年に始まったこの大会の初代優勝校、法大。過去の優勝回数4度を数え、一時代を築いた日大。法大は畠中将人、日大は落合優次と留学生・Le Minhという大黒柱を中心にそれぞれレベルアップを図ってきた。大会前から混戦、星のつぶしあいとなることは必至と見られていた。
 ワセダの初戦は中大。この大会はダブルス3本、シングルス6本の計9本で争われる。中大に対しワセダは1本も落とさない。9−0の圧勝でまずは順当な滑り出しをみせた。続く筑波大との対戦でも敵を寄せ付けない。またしても9−0。9本中失ったセットはわずかに1。強豪校との対戦を前に、ワセダは実力を遺憾なく発揮しその力を見せ付けた。そして向かえた第一の関門・日大戦。ワセダのナンバーワンペア、清水健(教4)・糟屋春隆(社4)組。この2人、コンビを組んではや7年以上。糟屋は「言葉を交わさなくてもお互いのやろうとしていることはすぐ分かる」と話す。2人のリズムに狂いは生じない。しかしこの日の相手は日大の生命線、落合優次・Le Minh組。第1セットこそ7−6で取るが続く2セットを連取されエース対決を落としてしまう。しかし全国連覇を目指すチームの実力の片鱗はここから発揮される。宮崎雅俊(人4)・堂野大和(人3)組、宮尾祥慈(人3)・鎌野吉平(人4)組。それぞれが確実に勝利を収め、ダブルスを2−1で乗りきる。そして向かえたシングルス。ワセダは総合力で試合の行方を決定付ける。ランキングの低い選手同士の対戦から時間差で試合が行われるシングルス。鎌野、堂野と勝利を上げると、4番手・金山敦思(人2)も6−1、7−6と2セット連取。この時点でワセダの勝利は決まった。結局シングルスは4−2。主将の清水がフルセットの接戦の末に、そしてワセダのエース・宮崎が落合との力対決に敗れはした。しかし、しかしそれでもなお最終的に勝利を手にしたのはワセダだった。日大戦は総合力、チームバランスの良さを象徴する試合となった。ちなみに同日行われたもう一つの注目カード、亜大―法大。この試合の亜大の試合展開は、ワセダとは好対照の様を呈す。最終結果、亜大4勝。法大5勝。亜大で勝利を収めたのは、シングルスの1番手から4番手。この結果が示すものは明らかだ。つまり亜大は、実力上位の選手は計算が成り立つが、それに続く選手、さらにダブルスを課題とする。相手のレベルが上がるに連れてこの課題は致命傷となる。ワセダとの対戦を前にそれを早くも露見する結果となってしまった。
 前半を順当に乗り切ったワセダは、中4日を空けて法大との全勝対決を向かえた。しかし優勝候補の一角を相手にしても勢いは止まらない。結果はダブルス全勝の、シングルス4勝。エース宮崎が1セットを取られながらも力で法大の大黒柱・畠中をねじ伏せたのを筆頭に、宮尾、清水、金山が抜群の勝負強さを発揮。勝つか負けるか、正に紙一重の攻防の繰り返し。しかし試合の局面を見極め、ゲームを制してきたのはワセダの選手だった。それをものに出来る選手の底力・精神力。主将清水は力強く語った。「技術的なことより、勝ちたいという思いが強かったのが大きい」と。一人一人の勝利への渇望がこの日の結果に繋がった。
 向かえた最終戦。実力伯仲の今大会でも最大のライバルと見られていた亜大。亜大は既に1敗を喫している。全国への切符は2枚。亜大にとっては負けられないこの日、白熱した試合になることは十分予想の範囲内だった。ワセダはここまでの4大学を相手に、ダブルスではわずか1試合しか落としていない。それに対し亜大は7勝5敗。この力の差はこの日もはっきり表れる。清水・糟屋組、宮崎・堂野組、宮尾・鎌野組。いずれも安定した試合運びで3戦全勝。ミスを最小限に抑え、着々とポイントを重ねていく。ダブルスのみに出場している糟屋は、「自分と清水のペアは早稲田では1番。チームの士気を高めるためには負けられなかった。(今大会を通して)4勝1敗という結果はよかったと思う」と笑みを浮かべながら振り返った。それぞれが自分のチーム内での役割を自覚し、それを実行できること。それは一つの集団が成功するためには欠かせない条件である。この時点で試合の行方は決まっていたのかもしれない。結局シングルスでも4勝し、宿敵亜大を7−2と圧倒する。内容はスコアほどの差があったわけではない。厳しい展開の連続をしのぎ、その上で勝ち取ったこの結果。今大会はあくまで通過点に過ぎないが、一つの区切りとしてのインパクトとしては、十分すぎるほどの結末だった。
 「勝ったり負けたりしながら部は強くなるし、人間としても強くなる。」坂井利郎監督は試合後安堵の表情で語った。早稲田大学硬式庭球部は来年創部100周年という区切りの年を迎える。そこでの全国制覇を目指し、本格的に強化を始めた昨年度、いきなり優勝を奪ってしまった。今年の上級生は、勝てなかった時代の悔しさ、そして日本一の栄冠を手にする喜びも知っている。そんな人間が先頭に立って引っ張る集団は逞しい。下級生ながら試合に出続けている金山は自分の役割をこう話す。「1・2年の中からの出場ということで、他の多くの雑用を引き受けてくれている下級生を自分のテニスで盛り上げたい。」下の支えと上に立つ人間の信頼関係。一つの集団が正確に機能するためには必須の条件である。ワセダはその条件を整えた。自分たちの手によって。そして迫り来る次のステージ。「去年と同じく優勝」エース宮崎の、このシンプルな言葉に部員の思いは集約される。一人一人が抱く熱い思い。その思いのベクトルが一つの方向に重なったとき、チームはまとまり、目標に向けての長い階段を力強く駆け上がる。ワセダは今、連覇を目指す全国の舞台に堂々と名乗りを上げた。



卓球部 中野ポーランド遠征
第14回世界大学卓球選手権大会 (9月4〜8日 ポーランド)


去る9月4〜8日、ポーランドのウロツラフ市で開催された世界大学卓球選手権大会で、卓球部・中野祐介(人1)が団体3位(出場18ヶ国)の快挙。シングルスでは惜しくも2回戦で敗退したものの、世界を相手にベスト32入りを果たした。
 5月の予選会で代表5人に選抜された際には、「まぐれです」と謙虚な姿勢で本大会に臨んだ中野だが、「世界のレベルの高さ」に触れ、さらなる闘志をかきたてられたようだ。現在開催中の秋季関東学生リーグの目標も「もちろん全勝優勝」と、
帰国直後の疲労もものともしない意気ごみをみせる。10月には愛媛・松山での全日本学生卓球大会がひかえるが、世界を見た中野の、あのガッツポーズが待ち遠しい。





女子テニス全国切符逃がす
王座決定戦関東地区予選女子
  (9月8日 昭島の森テニスセンター)



王座決定関東地区予選、女子去年は優勝。今年も目指すは優勝だ。6大学が総当りで戦うリーグ戦。しかし、亜細亜大、専修大に負け、3位に終わり、全国への切符を逃がした。  2敗で迎えた最終日筑波戦、エースの波形(社2)のケガでチームとしても最悪のコンディションだったが、4−3で辛うじて勝利を得た。試合を決めたのは、前の試合で足を痛めた福井(社2)だった。セットカウント1−1で迎えた最終の第3セット、一時は0−4と劣勢にたつ。しかし福井はここから驚異的な粘りで4ゲームを連取し、結局7−5で逆転勝利を収めた。佐々木織絵主将は「このリーグ戦を通して他大学の粘り強さ、練習量の差を実感した。去年優勝という立場で挑戦者として戦えなかったこの反省点を胸に刻み、チームとしてのまとまりを第一に、優勝に向かって練習していきたい」と意気込んで語ってくれた。新人の中村(人1)、吉田(人1)も確実に力を付けている。これからの女子復活に期待したい。





柔道部の青木がサンボで優勝 世界大会出場へ
第28回全日本サンボ選手権 6月30日 スポーツ会館(新宿区・百人町)



柔道部の青木真也(人1)がエスポワール(17歳以上、20歳以下の部)・82kg級で優勝し、9月26日からユーゴスラビアで行われる世界大会へのキップと、大会優秀選手賞を手にした。
圧倒的な強さで勝ち上がった青木。「一番の山場」と語っていた前年度優勝者・田中(大阪商業大)との決勝戦では、終始試合をコントロールして7−0のスコアで完勝。見事な初優勝を果たした。
様々な種類の格闘技から選手が出場した今大会。青木は「中身が濃く、柔道に活かせる良い経験を積めた」と振り返った。そして、世界大会へ向け、「メダルを取り、サンボという競技をアピールしたい」と意気込みを語った。しかしながら「あくまでも主体は柔道」と考える青木にとって、当面の目標は7月13日の東京都柔道ジュニア選手権、そして9月初旬の全日本柔道ジュニア選手権である。現在、サンボの他に週に何回かレスリング部の練習にも参加し、それらの良い部分を柔道に活かせるよう研究しているという。その研究の成果を、全日本ジュニア優勝という形で見せてくれることを期待したい。





米式蹴球部 第50回早慶戦を制す!
第50回早慶戦アメリカンフットボール対校戦 (6月22日 駒沢陸上競技場)

 早大ビッグベアーズが早慶対校戦で慶大を14−7で破り、春シーズンを締めくくった。早大MVPには2TDを奪い、この試合の早大の全得点を挙げたRB兼キッカーの神聖(教3)が選ばれた。

 早大は昨年まで三連敗 中であり、過去の対戦成績でも13勝35敗1分けと慶大に大きくリードされて いる。今年は記念すべき第50回。「絶対に負けられないという気持ちで 早慶戦に向けて練習してきた。」(RB神聖=教3)と勝利への思い入れはい つも以上に大きかった。  
 早大の前評判は高かったものの、第1クオーター、攻撃のリズムを作れ ないまま昨年同様慶大に先制のTDを奪われた。しかしその後はディフェン ス陣が慶大の攻撃を度々阻止し大きなチャンスを与えない。オフェンス 陣も慶大の厳しいプレッシャーをブロックすると、第2クオーター5分58秒、 神が同点のTDを決めた。  7-7の同点。前半終了時点でのファーストダウン獲得回数は両チームともに6回。拮 抗した試合展開であったが、後半、次第にやや早大ペースに傾いていく。
  第3クオーター、ディフェンス陣が引き続き慶大の攻撃を阻むとともに、 オフェンスでは日野庄弥監督(昭56一文卒)の期待を背負って1年生で唯 一出場のWR斉藤直人(商1)が「全部捕るつもりでいたがミスしてしまっ た」と言うものの、2本のパスをキャッチする活躍を見せる。そして7分28秒、 神が「すごくうれしくて気持ちよかった」というこの日2回目、勝ち越しのTD。 試合終了までこの点差を守りきり、14-7で早大が4年ぶりの勝利を収めた。
  だが、「春の大切な試合に勝ったことに意義はある。でも満足はしていない」 とエースQB波木健太郎(法3)が言うように、勝ちはしたがチームの表情は優れない。 「ディフェンス陣はまずまずやった。しかし全体的な出来は最悪」と日野監督は話す。 特にQBの波木と安村健志(法3)の怪我もあり、オフェンス陣は 「相手ディフェンスに振り回されて力を半分も出せなかった」(安村)。 関谷智史主将(法4)は「正直うれしい」と言いつつも、秋 のリーグ戦初戦に向け、「このままでは目標の関東制覇は無理」と気を引き締める。 リーグ戦初戦にはくしくも早慶戦が組まれている。充実した夏を過ごし、 さらに強化された万全のチーム状況で秋を迎え、春に続き慶大を倒し関東制覇に向けて波 に乗れるか。 「一から着実に、関東制覇に向かっているのか確認しながらやっていきたい。」 関谷主将は最後にそう話した。




1st

2nd

3rd

4th


早大





14

慶大










ア式蹴球部 2-4で拓大に破れ初戦敗退
関東大学選手権予選 (6月23日 国士舘大グラウンド)



  国士舘大学で行われた関東大学サッカー選手権。早大の初戦の相手は拓大。曇り空の中試合は開始された。序盤は拓大ペースであったが徐々に早大が流れをつかんでくる。前半21分、右CKから11番小貫がボレーシュートを放つが惜しくも枠の外へ。先制を許した早大だが、10番佐藤からの縦パスを9番庄堂が相手DF2人を引き連れたまま豪快なスライディングシュート。すぐさま同点に追いつく。一気に逆転といきたいところであったが、早大はミスから勝ち越し点を奪われてしまう。その後、前半38分に15番久藤がペナルティエリア内からシュートを放つが、相手キーパーが好セーブ。1−2のまま後半へ。  

 後半も早大は攻め込むがなかなか得点を奪えない。後半25分、ついに早大ベンチが動く。11番小貫に代え、28番矢島をピッチへ。そして迎えた後半41分、左サイド5番谷口からの低めのクロスに、途中出場の矢島がダイビングヘッドで合わせ同点に追いつく。このまま延長かと思われた後半44分、早大DFが自陣で相手FWにボールを奪われキーパーと1対1に。あえなく勝ち越されてしまう。残り時間もロスタイムのみとなり必死に攻める早大だが、前がかりになったところをつかれ逆にダメ押しの4点目を奪われてしまう。そしてタイムアップ。2−4で初戦敗退となった。早慶戦に続き終了間際の失点。早大の勝負弱さを露見する試合となった。



早大スタメン GK植草裕樹(人4) DF浅川智(法1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(人2)、MF山田正道(人3、浜中聡(法4)、高橋周大(商1)、久藤貴也(人4)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)






相撲部、Bクラス3位の健闘見せる
東日本学生相撲選手権大会(6月9日 両国国技館)

新人不在と部員不足に悩む早大相撲部は柔道部員を3人助っ人に迎え出場し、見事Bクラス三位に輝いた。
準々決勝、相手は実力者ぞろいの明大。先鋒の堀越敬弘(人2)が土俵際の逆転勝利でチームに勢いをつけ、八木章裕(法4・柔道部)も、これに続いた。2―2で迎えた大将戦。森東平(社1・柔道部)が「ただ思い切りぶつかって」大きな白星をあげ早大の勝利。準決勝に駒を進めた。準決勝では国士館大に2―3で惜しくも敗れたが、昨年の初戦敗退から大躍進の三位が決定。Bクラス優秀4校として出場したAクラス予選では格の差をみせられ一勝も出来なかったが「いつも観ているだけだったAクラスに出ているという実感がなかったが、いい経験になった」(堀越)。
部の垣根を越えて力をあわせ手に入れた大きな結果を全員で喜んでいた。





早慶サッカー 早大敗れる  
第53回 早慶サッカー定期戦(5月29日 国立競技場)
 今年も国立に詰めかけた大勢の両校サポーターが見守る中、伝統の早慶サッカーの幕が上がった。試合開始から早大は、関東大学リーグ1部に所属する慶大を相手にボールを支配する。だが慶大の堅いディフェンスラインを崩せず、なかなかシュートまでたどり着けない。逆に慶大にセットプレーから好機を掴まれ、18分、31分と早大ゴールを脅かされる。41分には最終ラインでのパス回しを、慶大概木に奪われ独走を許すが、これはGK植草の果敢な飛び出しでシュートは右にそれた。



 パスはつながるもののチャンスらしいチャンスのない早大は、後半早々にFWを今日が初スタメンとなった高橋周から小貫に代え、本来の2トップに戻す。すると前線にタメが生まれ、サイドを大きく使った攻めが見られるようになる。後半39分、これも交代で入った久藤が強烈なミドルシュートを放ち、枠を捉えたが相手GKの好守に合う。41分、右サイド小貫のサイドチェンジから久藤が抜け出しクロス、再び小貫が飛び込み至近距離からヘッドで合わせるが惜しくもゴール左へ外れた。



 早大攻勢のままついにロスタイムへ突入。引き分けでは終われないという意識から、ここで早大に一瞬の隙が生まれる。中盤でボールを奪われると、前がかりになったディフェンスラインの裏にパスが出され、左サイド慶大玉田へ。完全に振られた早大ディフェンス陣は、再び中へ折り返されたボールに追いつくことができず、フリーとなった概木にゴール右へと流し込まれてしまった。その後、残されたわずかな時間で猛攻に出る早大、CK時にはGK植草までもが攻め上がるが、ついにゴールを割ることなくタイムアップ。3年振りの勝利に喜びを爆発させる慶大の傍らで、早大イレブンは呆然とその場に立ち尽くすしかなかった。



早大スタメン GK植草裕樹(人2)DF浅川智(法1)岡佑亮(人1)近藤繁也(人2)MF山田正道(人3)浜中聡(人4)堀池亮太(人3)玉田英司(商1)佐藤勇吾(商4)FW庄堂裕也(人3)高橋周太(人1)



交代 高橋→小貫多加志(教3)、玉田→久藤貴也(人4)



〈コメント〉
☆藤原義三監督 
「最後は引き分けより勝ちにいったのでしょうがない。両校とも気持ちはハイレベルでいい試合になった。あとはやはり体を投げ出してでもゴールに飛び込むようなものが欲しい。後期への課題として、しっかりボールコントロールのできるチームにしたい。そして心身ともにタフになって欲しい。」
☆佐藤主将
「後半はいいリズムで攻められたが、最後やられたのは集中力の差。4年分の重みがあるし、どうしても勝ちたかったが、慶大もディフェンスが強く早大より1.1倍の力を出してきた。この悔しさは後輩が来年晴らしてくれると思うので、自分たちはリーグ戦で頑張って何としても1部復帰を果たしたい。」
☆植草
「勝てる試合だった。最後はみんなの集中力が切れた。{ケガで欠場の}徳永(悠平=人1)の不在が大きかった」
☆浅川
「負けてしまったけど、楽しめた。ずっと0-0でいってどちらが均衡を破るかだった。結果的に慶応だった。」
☆近藤
「これが実力。失点は僕と久藤さんの連携ミス相手にカットさぁw)・・・譴特罎破膺瑤・C蠅覆・辰拭・・・狼酣・蠹舛い任修梁臺僂気鮹里辰討い襪・蘊,・・・u桙ト恩返ししたかった。申し訳ないです。来年も見にきてください」
☆浜中
「失点がロスタイムで内容は勝っていたから残念、失点は倒れた選手があってボールが逆サイドに出た瞬間に立ってしまっていた。」
☆玉田
「自分としては、体調がベストコンディションで挑めなかったのが悔しい(風邪をひき、前日に点滴を打って出場)。国立でプレ−できるという早稲田の誇りを再確認できた。」
☆山田
「後半は押していたようにみえるが、ボールを回させられていただけ、相手の思うつぼだった」


柔道部健闘! 5人がインカレ出場へ
第21回東京学生体重別選手権大会、 第18回東京学生女子体重別選手権大会
(5月26日 日本武道館)

6月22日の全日本学生体重別選手権(インカレ個人戦)の予選を兼ねた東京大会が行われ、60kg級・猪ノ口克司朗(人2)、小川裕一郎(理工2)、81kg級・吉澤税(人3)、100kg級・八木章裕主将(法4)、100kg超級・洞田潤(社3)の5人がベスト8に入り、インカレ個人戦の出場権を手にした。

八木主将のコメント
 (チームとして5人の出場権獲得は)上々の出来。みんながんばった。猪ノ口はコンスタントに強い。小川は(組み合わせに恵まれた)運も実力の内。吉澤、洞田は意外(笑)。(部として)かなり進歩している。
 (自身の試合は)集中力を持って、どんな試合でも勝てるように。(勝った試合は)勝てる気がしたし、負けた試合は相手がうまかった。
 (インカレでは)5人も出るし、誰かがメダルを取る!

猪ノ口、小川の交換コメント
 調子は?
  猪ノ口=減量の影響で、調子は悪かった(小川談)
  小川=まずまずだったのでは(猪ノ口談)
 満足度は?
  猪ノ口=去年と結果が同じため、いまひとつ(小川談)
  小川=くじ運に恵まれたし、120%嬉しい!(猪ノ口談)
 インカレへの意気込み
  猪ノ口=(ベスト8に入って)講道館杯に出る!(小川談)
  小川=初出場なので、一つ勝つことを目標にがんばります!(猪ノ口談)

吉澤のコメント
 全国大会は高校も含めて初めてなので、出場が決まって嬉しい。試合の満足度は70%。インカレをかけた試合以外はよくなかった。インカレでは、一つでも多く勝ちたい。

洞田のコメント
 100%満足。けがながらも、ここまでできたのはよかった。(予想していた対戦相手が勝ち上がってこずに)得意なタイプが相手でラッキーだった。(インカレでは)全力尽くして頑張ります。

ア式蹴球部 1−2で流通経済大に敗北、前期を6位で終える
関東大学リーグ戦二部・第7節(5月25日 神奈川・神奈川県立体育センター球技場)

 五月晴れの神奈川県立体育センター球技場。風はほとんどない。関東大学サッカーリーグ戦前期最後の試合、流通経大戦。

 出だしまずまず好調の早大、14分中央佐藤のパスが左サイド玉田につながる。そこから玉田が個人技で相手ディフェンスをかわしゴール右へシュートを決めた。その4分後、前半18分流通経大の一年生岡本が左サイドで栗本からのパスをうけ、早大オフサイドラインの裏へ抜けると完全にフリーになり、左足でゴール右にシュートを決める。続いて35分、左サイドからのパスを岡本が中央で受け右足でシュート。流通経済大、岡本2得点目。早大1点勝ち越されて前半を終える。
  後半、お互いいくつかのチャンスはあるが得点はなし。合計シュート数は早大6に対し流通経大17と圧倒された。「内容的には悪くなかったが、向こうの勝ちたい気持ちの方が強かった」(山田)ということで、2−1の負けで、早大はリーグ戦前期を終えた。 前期の通算成績は2勝3敗2分で6位。1位中大とは勝ち点8差、昇格圏内の2位日大との勝ち点差は4と開いた

早大スタメン GK植草裕樹(人4) DF徳永悠平(人1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(人2)、MF山田正道(人3、浅川智(法1)、玉田英史(商1)、堀池亮太(人3)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)

ア式蹴球部 1−3で日大に完敗
関東大学リーグ戦二部・第6節(5月19日 茨城古河サッカー場)

   前節、苦しい戦いに勝利し、一気にトップと勝ち点差2に詰め寄った早大。今節では、U19日本代表、全日本大学選抜でそれぞれチームを離れていた徳永と植草が復帰し、意気揚揚と日大戦に臨んだ。

 今季2戦2勝と相性のいい古河サッカー場であったが、前半、日大の早いプレスになかなかパスがつなげない。膠着状態のまま試合は続き、29分、スローインからボールをつなぎ堀池の放ったロングシュートもわずかに左へそれる。そして流れを掴めないまま36分、早大ゴール前で混戦となり、こぼれ球を日大に押し込まれ先制を許す。普段ならここで目を覚まし、攻勢に転じる早大であったが、直後の37分、修正のきかぬまま前がかりになったところをドリブルで突かれ、あっという間に2点目を奪われてしまった。

 後半になると、それまで快晴であった天気が突如乱れ、強い雨に見舞われる。そんななか早大は、8分、サイドチェンジされたボールを堀池が右サイドからアーリークロス、相手DFとGKの間を抜け、ファーサイドに走り込んだ庄堂がダイレクトのジャンピングボレーでゴールに叩き込む。1点差に詰め寄り、このまま勢いに乗るかと思われたが、俄然強くなった雨足に悪コンディションのピッチ状態が重なり、早大のパスサッカーは完全に封じ込まれる。終盤、長身FWヘルテルを投入してパワープレーに出るも、ロングボールを放り込むこともままならず、攻めきれない。逆に日大にカウンターから決定的な3点目を決められ万事休す。

 これで2勝2敗2分勝ち点8となった早大は、5位に後退。関東大学リーグ2部は中大が勝ち点13で一歩抜け出し、以下2位から8位までが勝ち点差3の中にひしめく大激戦となった。

早大スタメン GK植草裕樹(人4) DF徳永悠平(人1)、岡佑亮(人1)、松尾英成(2年)、MF谷口高浩(人4)、浅川智(法1)、玉田英史(商1)、堀池亮太(人3)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)



ア式蹴球部 ロスタイムに逆転勝ち!!
関東大学リーグ戦二部・第5節(5月12日 茨城古河サッカー場)

  今日の試合に際し、去る5月7日に亡くなられた早大OBの宮本征勝(昭 36卒)さんを偲び喪章をつけて試合に臨んだワセダ。相手は現在リーグ4位 につける東海大。代表で不在の徳永に加えて、チームの守護神であるGKの 植草を大学選抜招集で欠くなど、劣勢が予想される中キックオフの笛が鳴っ た。

前半開始早々の3分、まだボールが落ち着かないうちにワセダは東海大22番 の金に簡単に左サイドを割られ中につめた11番の釘崎にゴールされてしま う。守備の連携がまだ十分でないことをいきなり露呈してしまったかたち となった。その後はセンターの浅川を中心に徐々に安定を取り戻し、中盤 の佐藤や久々の先発となった一年の玉田らがよくボールに絡み攻撃を組み 立てていった。しかし前半はサイドを使った展開が少なく、中央から強引 に相手の守りをこじ開けようとする場面が多かった。たまにサイドにふら れたボールに、右のウィングバックの堀池が必死に追いつきセンタリング まで持ち込んだ姿に職人としての意地を見たような気がした。

後半は前半戦の反省からか、転じてサイドを崩す展開に切り替わった。後 半10分には右からのクロスにFWの小貫があわせ、あと一歩でゴールという 場面ど確実にリズムを引き寄せる。そして後半14分にドリブルで持ち上が った玉田が左に流れる佐藤にパス、リターンをもらった玉田がそのまま左足で シュートを放ち相手DFにあたりゴール!ついに同点に追いつく。その後も 個人技で左サイドを崩す玉田を起点に再三チャンスを迎えるが中で合わせ る庄堂、小貫らとの呼吸が合わず、試合は終盤にさしかかる。後半、中盤が 前がかりになったところを突かれ、後半34、35分と立て続けにカウンター からピンチを招くが相手のシュートミスに助けられる。

試合終了かと思わ れた後半46分にまたも左サイドで起点を作った玉田が中央に送り、深い位 置から飛び込んできた堀池が強烈なミドルシュートをゴール右上に突き刺 した。前半からやや不完全燃焼ぎみだった右サイドの職人がそのうっぷん を晴らすかのような豪快な一発で一進一退の攻防にとどめをさした。

早大スタメン GK神田義輝(人4) DF浅川智(法1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(人2)、MF谷口高浩(人4)、浜中聡(人4)、玉田英史(商1)、堀池亮太(人3)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)



ア式蹴球部 勝ち試合を落とし初黒星
関東大学リーグ戦二部・第4節(5月4日 東京・江戸川区陸上競技場)

開幕戦、第2戦と引き分けに終わったものの、前節の対明治戦で待望の 初勝利を挙げたア式蹴球部。今年度の目標である関東大学リーグ1部復帰 へ向けてさらに弾みをつけるべく、東農大との第4戦に望んだ。この試合 は、早大の大物ルーキー・DF徳永悠平が、U19のアジアユース選手権に帯 同しているために欠場、という点が1つの大きなポイントであった。

12時半にキックオフの笛が鳴ったこの試合は、前半、開始直後はほぼ互 角の攻防が繰り広げられたものの、徐々に早大がペースを掴み始め、いい 形でチャンスを作る場面が多くなった。だが、再三にわたって決定的なチ ャンスを作り出すものの、なかなか肝心要のゴールネットを揺らすことが できない。明治戦に続いて採用された、秋山らの3ボランチや、MF堀池、 佐藤勇から最後は小貫、庄堂、という理想的な展開でシュートが放れるも のの、ゴールポストに嫌われてしまう。また、徳永に代わって3バックの 中央に入った浅川のコーナーキックが、風上のためにゴールラインを割っ てしまう、という場面も見られた。結局、前半は0対0で終了。

後半に入ると、さらにボール支配率は高くなり、DF陣もしっかりと東農大のアタッック を受け止め、攻撃のリズムを作り出す。得点シーンが見られるのもおそ らく時間の問題かと思われた。だが、小貫のシュートがまたしてもゴール ポストに嫌われ、庄堂も1対1のチャンスを作り出しながらもそれを逸してしまう。そして迎えた後半40分、東農大・清野にGK植草がかわされ、 とうとう逆に先制点を許してしまった。その後、長身の1年生ヘルテル洋を 投入するなどして懸命の反撃に出て追いすがり、最後は植草が自陣ゴール を飛び出して迫ったものの得点はならず、無念のホイッスル。まだ先は長 い、とはいうものの、勝てるはずの試合で痛恨の1敗を喫した形となって しまった。

早大スタメン GK植草裕樹(人2) DF浅川智(1年)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(2年)、MF谷口高浩(人4)、浜中聡(4年)、秋山真之(1年)、堀池亮太(3年)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)



アイスホッケー 関東大学選手権で準優勝
関東大学選手権(4月7日〜29日 東京・東伏見アイスアリーナ)

優勝を目指して望んだが、決勝で法大に敗れ、2位に終わった。

準決勝の相手は明大。昨年度のインカレ(日本学生氷上競技選手権)で負けた相手である。「インカレで負けていることもあるし、公式戦初試合で借りを返したかった」(荒木主将=法4)。終始早稲田が押し気味で試合は進んだ。圧巻だったのは、小原(社3)。先制点を皮切りに、西脇(社2)とのコンビネーションも冴え、3点を入れた。課題のディフェンスも1失点のみ。中野浩一監督(昭54教卒)もデイフェンスに関して、「ミスがなかった。良く頑張った」と評価した。

決勝は法大と対戦。昨年は一度も勝てなかった相手だったが、試合開始10秒に、西脇のゴールが決まり、先制。勢いに乗ったワセダは甲野(人1)、田中(人1)のゴールで追加点。しかし、「(油断が)あったかも」(中野監督)というように、2点入れられて3−2で第1ピリオドを終えた。

第2ピリオド以降、ワセダは、同邸w)・・・世膨匹い弔・譴訃賁未・△蠅覆・蕕癲・嫖召気譴襪海箸呂覆・∋邱腓録覆鵑澄・靴・掘・茖灰團螢・匹吏・渦分17! 秒、西脇がゲームミスコンタクトにより、この試合の退場を宣告された。これで流れを失ったワセダは西脇の退場後、ついに逆転され、結局5−7で敗戦。あと一歩のところで優勝を逃した。

西脇の退場が大きく響いたが、「あいつ(西脇)は2点入れてたし、頑張ったからしょうがない。西脇は責められない」と試合後語った小原。その小原も前日の練習で足を怪我し、「痛み止めを打って(出た)。でも途中で切れた」。小原、西脇という大黒柱のアクシデントで、最後は力尽きる形となった。

「うちは、修羅場をくぐってきた選手が少ない。高校時代から、決勝戦などで戦ってきた選手が少ない」と中野監督が言えば、小原も「メンタルというか、大舞台での経験の差ですかね」と敗戦の弁を語った。しかし選手権で決勝に出たことは、「いい経験にはなった。決勝っていうのはこういうものなんだと」(中野監督)。秋の関東リーグ戦、冬のインカレに向けて、手ごたえをつかんで終わった実り多い選手権だった。

2回戦 対専修大学戦 8−1
準決勝 対明治大学戦 5−1
決勝 対法政大学戦 5−7
※ ベスト6 小原
※ 新人賞 甲野


ア式蹴球部 二部初勝利!
関東大学リーグ戦二部・第三節(4月29日 茨城・古河サッカー場)

2戦連続引き分けと、都リーグに降格した一昨シーズンと同じスタートになった早大。 藤原監督も、「優勝争いをするか、下位でくすぶるか。その点で勝たなければならない試合」 と位置付けた明大戦で、攻守がかみ合ったサッカーを見せ、3−1の完勝で今シーズン 初勝利を挙げた。

この日は明大の3−5−2システムに合わせて、谷口、浅川、山田のトリプルボランチを選択した 早大。このシステムにより、佐藤と堀池が前の2試合に比べて攻撃的なポジションに位置し、 序盤から積極的にゴールを狙う。そして前半10分、左CKを得て、浅川からのボールを 谷口が折り返し混戦になったところに、徳永がスライディングで押し込み先制点を奪う。 この1点がより早大攻撃陣に勢いを与え、13分には堀池の右サイドからのクロスを小貫が 体勢を崩しながらもキープし庄堂へパス。それを庄堂が豪快に蹴り込み2点目。 だがその後は、明大に押し込まれる場面が少し増え、39分には明大MF夏迫に ループシュートを決められ、2−1で前半を折り返した。

後半直後には、ペナルティエリア左からの際どいシュートを放たれる場面もあったが、 守護神・植草のナイスセーブもあり、流れは再び早大へ。そして56分、後半から途中出場の 浜中のパスを受けた佐藤がミドルシュート。DFにあたりコースが変わったボールはそのまま ゴールへ。主将の今季初ゴールで再び2点差とし、結局そのままのスコアで試合終了。 2点目を決めた庄堂、先発復帰を果たした山田ともに「自信の持てる、次につながる サッカーだった」と、この試合に満足感を得た、好内容のサッカーで関東復帰初勝利を飾った。

早大スタメン GK植草裕樹(人2) DF徳永悠平(人1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(2年)、MF谷口高浩(人4)、山田正道(人3)、浅川智(1年)、堀池亮太(3年)、佐藤勇吾(商4)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)


早慶レガッタ 対校エイト3年ぶりの勝利

◇第71回早慶レガッタ (4月21日 東京・隅田川)


雨の中行われた早慶レガッタ



早大対校エイトが3年ぶりに慶大を下し、創部100周年を勝利で飾った。当日は風はそれほど強くなかったが、朝から降りつづけた雨の影響で、隅田川の水位も上がり最悪のコンディション。漕力では早大が上だが、「力の早稲田、技の慶応」との声も聞かれる。このコンディションのなかで自分たちのレースができるかどうかが、勝負のキーポイントとなった。だが早大はスタート直後に慶大をリードすると、リズムのいいローイングで慶大をじりじり引き離す。心配された雨の影響ももろともせずそのままゴールした。終わってみれば4艇身差の完勝。「絶対勝てる」と自信を持って臨んだこのレースで、2002年度の最高のスタートをきった。

<選手のコメント>
●岡本選手

自分の力を出し切れた。(勝因は)9人がひとつにまとまれたことだと思う。この勢いで、7月の全日本でも優勝を狙いたい。
●森選手
とにかくうれしい。それだけです!艇出す前は緊張したが、だしてからは大丈夫でした。
●渡辺選手
うれしいです!勝つ自信がありました。勝つべきして勝ったと思います!
●山名選手
三度目の正直ではじめて勝ちを味わいました。ガッツポーズできて気持ちよかった!
山本選手
ボートやっててはじめて泣けた。

清水選手
(レース前は)勝ったらうれしくて泣けるかな、と思ってたけど、うれしすぎて泣けなかった。笑っちゃいましたよ。
●廣田選手
めちゃくちゃうれしいです!なんか薄っぺらい言葉だけどほんとめちゃくちゃ嬉しいです。ボートやっててホント良かったです!

ア式蹴球部 2戦連続引き分け

◇関東大学リーグ戦2部・第二節(4月20日 東京・大井陸上競技場)

前節の開幕戦に引き分けたア式蹴球部。今節は「勝ちにいくため」(藤原監督)、左ウィングバックのポジションに守備的な秋山ではなく、テクニシャン玉田を起用する攻撃的布陣で臨んだ。

ところが、試合開始直後から法大の激しいあたりに苦しみ前線や中盤でほとんどボールをキープできない。逆に3バックの弱点といわれる両サイドをつかれて押され気味の展開。前半10分には右サイドを深くえぐられてのセンタリングからヘディングシュートを打たれる。これは相手のシュートミスに助けられるがこれ以降も劣勢が続く。そして16分、左サイドから中央へのくさびのパスを法大FWがスルー。これに反応した法大のMF佐々木にフリーでシュート打たれ先制点を奪われる。その後は早大も多少盛り返し、DF徳永・GK植草の後方からの正確なフィードやMF佐藤・玉田の個人技からいくつかチャンスを作るが、得点には至らず前半を終了。

0−1で迎えた後半開始2分。早大は一瞬の隙をつく。敵陣右サイド深くで・u气刋ネ・ぢ气刋ネ・ぢ「痢w)スローインを受けた玉田が相手を軽くかわしてセンタリング! 、これを・ tァーポストに走りこんだFW小貫がヘッドで合わせてゴール。「狙った通りのプレー」(玉田)で同点に追いつく。さらに15分過ぎから法大の運動量が落ち始めると、中盤でMF浅川や玉田がフリーでボールを持ち次々にチャンスを作る。しかし、ゴールにはつながらない。28分には右CKから小貫がフリーで合わせるがわずかにゴールをはずれる。直後、逆に自陣ペナルティーエリア内での混戦からこぼれ球を法大にシュートされるが植草がかろうじて弾く。お互いに少しづつ動きが鈍くなりチャンスとピンチは増すが、結局得点はそれ以上生まれず1−1の引き分けで試合終了。早大は2試合連続フ引き分けとなった。

早大スタメン GK植草裕樹(人2) DF徳永悠平(人1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(2年)、MF谷口高浩(人4)、浅川智(1年)、堀池亮太(3年)、佐藤勇吾(商4)、玉田英史(・u。映・・・・法■董・・・・・uヲ兵他庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)


ア式蹴球部 初戦は引き分け

◇関東大学リーグ戦2部・第一節(4月13日 東京・江戸川区陸上競技場)

悲願の「関東」復帰を果たしたア式蹴球部が希望と不安を胸にして臨んだ復帰第一戦。配られたスタメン表には期待の即戦力徳永をDF最後尾に据え、そのフォーメーションは長年親しんだ「4-4-2」ではなく、ダブルボランチの「3-5-2」と新たな戦いに向かわんとするア式蹴球部の姿があった。

 試合は開始1分、ゴール前のこぼれ玉を新主将佐藤がシュート。ボールはポストに阻まれるも新たな戦いの烽ホを上げる。しかし、その後は中盤での構成力に勝る中央大にボールを支配される展開になり、12分、15分とシュートを放たれるがボールは枠を外れる。
 
 前半を0−0で終えた早大だったが、後半開始三分、CKからのプレーで中大のループ気味のヘディングシュートが決まり先制を許す。ここで、左ウィングバックの秋山を下げて、テクニックのある1年の玉田英史を投入し攻めに出る早大。その姿勢が実ったのは後半27分。CKのこぼれ玉をMF谷口が「4年の意叩w)・・・・・・呂・uナす」と語るスライディングシュートを決め同点にする。試合は同点のまま終了。劣勢の戦い・ 同点で! 終え佐藤主将も「もう少しなんとかなったけど、それほど悪くは無い」とまずまずのスタートを切った。

早大スタメン GK植草裕樹(人2) DF徳永悠平(人1)、岡佑亮(人1)、近藤繁也(2年)、MF谷口高浩(人4)、浅川智(1年)、堀池亮太(3年)、佐藤勇吾(商4)、秋山真之(教3)、FW庄堂裕也(人3)、小貫多加志(教3)


スケート部 アイスホッケー 早慶戦で圧勝

◇早慶アイスホッケー定期戦(3月30日 神奈川・新横浜プリンスホテルスケートセンター) 早大が、23−1で慶大を圧倒した。

試合開始4分に先制した早大だが、6分に点を取られてすぐに同点に追いつかれてしまう。
しかし、同点に追いつかれてからの早大は格下の慶大に隙を見せることなく、次々とゴールを決めた。昨年の早大の得点源となった、小原大輔(社2)と西脇雅仁(社1)のコンビネーションがさえ、また、4月に入学する、新1年生の活躍が目立つ試合だった。

中野浩一監督(昭54教卒)は「今年は4年生の抜けた穴が大きい。キャプテン(荒木誠也主将=法3)とも言っているけど、今年は去年以上にチームワークに徹しなければいけない」と今年のチームについて語った。その言葉通り、この日は、パスを回してシュートを打つ場面が多く見られた。

4月に行われる、関東大学選手権での課題は去年同様、『守り』。「失点しなければ、攻撃力のあるチームだけに十分優勝を狙える」(荒木主将)。残りの2週間の練習ののち、スケート部・ホッケー部門の長い1年が始まる。


フィギュア村主 世界選手権銅メダル
◇フィギュアスケート世界選手権 女子シングル(3月18〜24日 長野・エムウェーブ)

スケート部・フィギュア部門の村主章枝(教3)が世界選手権で3位に入閨A見事銅メダルを獲得した。

予選では、難易度の高いフリップジャンプが回転不足となるが、A組の2位につける。SP(ショートプログラムはノーミスで滑り、ジャッジの高い評価を得て2位に入った。

フリーでは上位6人の選手が入る最終グループでの滑走となった。フリーでは五輪と同じくフリップジャンプが2回転となってしまったが、五輪ではもらえなかった、スタンディングオベーショが観客席から起こった。そして、3位に入り見事銅メダルを獲得した。

今季前半戦は不調が目立った村主だが、最後は、見事な演技を披露してくれた。


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