西武岡本洋介投手(31)が、15年5月3日以来、約2年ぶりの白星を挙げた。

 今季初登板初先発で、5回2/3を3安打無失点。力のある直球にシュート、カーブ、スライダーを効果的に交えて的を絞らせず、巨人打線を封じた。

 「久しぶりの1軍の登板だったので、マウンドに上がる前は緊張しっぱなしでした。今日はストレートが走っていて、調子自体はよかったと思います。銀仁朗に引っ張ってもらいました」と、炭谷のリードに感謝した。

 辻監督は岡本の好投を称賛。「カーブもよくて、真っすぐを生かす変化球がよかった。(相手打線の)打ちたい気持ちをはぐらかしていた。(今季)初登板が巨人戦だと球が上ずったりもするもんだけど。今日は本当によかった」と目を細めた。