DeNAは3日、今日4日の「SMBC日本シリーズ2017」第6戦に向け、会場のヤフオクドームで調整した。

 DeNAに流れを呼び込んだルーキー左腕・浜口が、中継ぎ待機する。8回途中まで無安打に抑えた第4戦から中2日で調整。「どこでもいけるようにしっかり準備したい」。力のある直球に、チェンジアップとカーブ、そしてフォークと多彩な球種で、ソフトバンク打線に嫌なイメージは植え付けてある。それでも「まったく別ものと考えたい。球筋も見られているし、球場も違う。相手どうこうより、自分の投球をしたい」と冷静に話した。

 CSファイナルSの広島戦でもプロ初の中継ぎ登板で2回を抑えた経験が、大一番で生きてくる。「広島でやっているのと、やっていないでは全然違う。流れを見ながらやれる準備も変わってくると思う」と、ブルペンで落ち着いてスタンバイできる。「しっかり肩をつくって、短いイニングなので、初球から強い球を投げられるようにしたい」と、日本一へ役割を全うする。