1985年の日本一と87年最下位で、天国と地獄を経験した阪神OB、球団関係者が集う「天地会」が15日、兵庫・有馬温泉の「四季の彩 旅篭」で開催された。

 当時の監督だった吉田義男氏(84=日刊スポーツ客員評論家)や阪神南信男顧問(63)をはじめ、真弓明信氏(64=日刊スポーツ評論家)岡田彰布氏(60)和田豊氏(55)ら歴代の監督、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(58)前投手コーチの中西清起氏(55=日刊スポーツ評論家)ら大勢が参加した。

 まず会の冒頭で、4日急逝した星野仙一氏(享年70)に哀悼の意を表して黙とうが捧げられた。その後で吉田氏が「1年に1度になりますが、苦楽をともにした仲間と語り合えることができるのはうれしいことです。タイガースとともに楽しい1年になってほしいものです」と挨拶した。