DeNA柴田竜拓内野手が27日、契約更改交渉を行い年俸が50%以上アップした。

横浜市の球団事務所で行われ、年俸2300万円から1200万円アップ3500万円でサイン。プロ3年目の今季は、113試合出場し265打席入った。30四球選び、出塁率は3割2分4厘。守備では安定したグラブさばきを見せた。「守備面で球数を投げさせたり、ファウルを打ったり、見えないところを評価していただいた」と話した。

ただ満足はしておらず「やっぱりバッティング面。打席力というか、打席の中の内容をもっとチームのためになれるようにしたい」と、さらなるレベルアップを図る。オフは主将の筒香嘉智外野手の自主トレに同行。「すべての面で上げていかないといけない。どんどん新しい選手は入ってくる。チャンスも年々減っていく」と危機感を募らせる。ドラフト2位で立正大・伊藤裕季也内野手二塁手が加入。激しい二塁手争いを勝ち抜くために、筒香の胸を借りるつもりだ。(金額は推定)