ヤクルトの新入団選手の発表会が7日、都内で行われた。ファンクラブ会員500人の前で、ユニホーム姿をお披露目した。

ドラフト1位の国学院大・清水昇投手(22)は「やっと一員になれたことが、うれしいです」と話した。目標とする選手に、ヤクルト石川の名前を挙げると、ファンからは拍手が。「自分も長く現役をやって、勝ち星を挙げられる選手になりたいです」と意気込んでいた。

ドラフト2位の法大・中山翔太外野手(22)は、ユニホームとシャツの袖をめくりあげ、自信のある上腕二頭筋を披露。ファンからは感嘆の声があがった。「1年間、大活躍して1位になって、日本一になれるようにがんばります」と目標を語った。

育成1位の内山太嗣捕手(22)は壇上での席がつば九郎の隣になり、すっかりいじられ役に。初対面だったつば九郎の印象について「おなかが出ているので、癒やされます」と明かすと、つば九郎が顔をすりすり。「とてもうれしいです」と笑顔で話し、観客の笑いを誘った。

選手にユニホームを手渡した小川監督は「来シーズンは、さらにチーム力をあげて上を目指していかないといけない。(新入団選手が)新しい戦力となって、来シーズン以降の活躍に期待しています。まずはプロの水に慣れることが第一条件で、春の厳しいキャンプへ準備をして、毎日野球をする環境に慣れてほしい」と選手へエールを送った。