日本ハム栗山英樹監督(57)が15日、沖縄・国頭で16日に行う1、2軍合同の紅白戦で、新旧ドラフト1位対決の実現をにおわせた。白組は、今年のドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)の先発が決まっている。昨年のドラフト1位、清宮と対戦するかについては「ファイターズが想像することだよ。そんなの、決まってんだろ」と断言はしなかったものの、アマチュア時代を通じて初となる2人の対決に含みを持たせた。

紅白戦では、昨夏の甲子園大会準優勝投手の吉田輝と、同優勝投手のドラフト5位柿木蓮投手(18=大坂桐蔭)が、それぞれ先発予定。甲子園大会決勝マウンドを再現する。指揮官は「明日がスタートなんだっていうのは、ずっと説明してきたつもり。やんちゃに意気込んでくれれば、それでいい。自分がこういう選手だってアピールしてもらいたい」と、熱戦を期待した。