DeNAのドラフト6位知野直人内野手(20=BC新潟)が20歳の誕生日の16日、初の対外試合で1軍デビューを果たした。

沖縄・浦添でのヤクルトとの練習試合。4回裏、緊張の面持ちでグラウンドへと飛び出した。8番大和に代わり、守備からの交代。ボール回しを行い、気持ちを落ち着かせるように二塁の定位置についた。4回2死からヤクルト山崎のゴロを華麗にさばき、初の守備機会をミスなく終了。笑みを浮かべながらベンチに戻った。

初打席は7回無死一塁。投手近藤の128キロの変化球を打たされて、遊撃へのゴロ。併殺崩れで1死を奪われたが、一塁走者となると快足を発揮。続く9番楠本の右前打でスタートを切ると、一気に三塁へと到達した。続く1番宮本の中前適時打で生還し“初得点”。同点ホームを踏んだ。8回にも打席に立ったが石山の前に空振り三振。打撃で結果を示せなかったが、足でアピール。

練習後には、自身のツイッターで「20歳最初は守備でいい収穫できました」とつぶやいていた。