巨人は17日、13日から始まった沖縄2次キャンプの第1クールを終えた。

原辰徳監督(60)は「調整の段階、階段なんですけど、相手チームと戦うと謙虚に反省も対策も、あるいは自分を褒める、そういうものが出てきますので、それはとてもいいと思いますね。結果が出ない人はまた調整すればいいし。チームとしては少しずつ階段は登っていっていると思います」と振り返った。

-練習試合は2試合連続で丸を2番で起用した

原監督 いろいろな打線、打順を試しながら、チームにとってどの打順が一番いいのかというね。そこはしっかりと自分も観察して構築していきたい。まだ途上の部分ですから、いろいろ試すというところもありますし、決めつけているところはありません。

-2試合連続で1番に入った吉川尚は、前日の3安打に続き、この日も2安打をマークした

原監督 いい意味で自信を付けてくれればいいし、さらに伸ばしていってくれればいいなと思いますね。

-1番が出塁すれば、2番以降の丸、坂本勇、岡本、ゲレーロ、ビヤヌエバと強力打線がつながっていく

原監督 打線というぐらいですから、やっぱりつながりがないとですね。どこかにカバーをするというかね、補い合うというかね、そういうものが必要でので。自分の役割はそこにいろんなものが出ていきますから、その辺はしっかり観察していきたいと思いますね。

-中継ぎでは大江、桜井が好投した。

原監督 いいと思います。いい結果も、やや意と沿うような結果が出なかったとしても、これは途上の段階で生きた反省ができるわけですから、そこに対策をしていけばいいと思いますね。

19日からの第2クールに向けては「少しずつ研ぐという作業が必要だと思います。まだホワンとしているような状況でね。それを気持ち、技術、そういった意味でも研いでいくというのは3月に入り、開幕にいけるという点では大事なところだと思いますね。それがひいては技術というところになってくると思います」と言った。