西武は5日、多和田真三郎投手がへんとう炎による発熱の診断を受けたことを発表した。この日、都内の病院で検査を受けた。

6日のソフトバンクとのオープン戦で先発予定だったが、登板を回避。38度まで発熱したが、すでに下がっているという。小野和義投手コーチは「自己管理不足。我々はプロ。やっちゃいけない。本人の状況を確認しないといけない。次は未定」と語気を強めた。同戦は今井達也が先発する。

多和田は開幕投手に指名されている。開幕ローテ入りを確定していた内海哲也投手が浅指屈筋(せんしくっきん)の軽い肉離れと診断され、B班(2軍)合流し、開幕回避。ローテ候補だった榎田大樹投手が左肩の張りを訴え、微妙な状況となっており、同コーチは「柱3本がこういう状況。苦しいは苦しい」と厳しい表情で話した。