俳優の千葉真一(ちば・しんいち)さんが19日午後5時26分、千葉・君津の病院で死去した。82歳。

関係者によると、7月末に新型コロナウイルスに感染。入院せず療養していたが、肺炎が悪化し、8月8日に入院。酸素吸入を続けていたが、回復に至らなかった。

◆千葉真一(ちば・しんいち)本名前田禎穂。1939年(昭14)1月23日、福岡県生まれ。59年に東映入り。68年、TBS系「キイハンター」でアクション俳優の地位を確立し、69年にジャパン・アクション・クラブ(JAC)設立。真田広之、志穂美悦子、堤真一らを輩出。74年映画「激突!! 殺人拳」が日本映画として初めて米国で興収100万ドル以上を記録。91年「エイセス」でハリウッド進出し、03年の米映画「キル・ビル」などに出演。72年に野際陽子さんと結婚したが94年に離婚。96年に一般女性と再婚し15年に離婚。長男新田真剣佑、次男眞栄田郷敦ともに俳優。176センチ。血液型O。