昨年リーディングの杉山晴厩舎は楽しみな素質馬がそろう。

ランドオーバーシー22
ランドオーバーシー22

ランドオーバーシーの22(牡、父エピファネイア、馬名予定ナグルファル)は、母が16年の米ケンタッキーオークスで2着に入るなど活躍。杉山晴師は「見るたびに成長していて好印象ですね。血統的にも2000メートル以上。クラシックディスタンスで夢を見られるような格好、馬格をしていますし、非常に楽しみです」と大きな期待を込める。

おじに21年のホープフルS覇者キラーアビリティがいるキラービューティの22(牡、父ブリックスアンドモルタル、馬名予定ゲルチュタール)は大物感が漂う。師は「すごくパワフルで馬力がありそうな感じですが、重苦しさはないです。馬っぷりだけで言えば、今年の2歳世代の中でも結構いいものを持っているんじゃないかなと思います」と評価する。

キャトルフィーユの22(牝、父エピファネイア、馬名予定フィオレストラーダ)は、母が14年のクイーンSを制覇。「とにかく牧場の評価がすごく高い1頭。バランスがすごくいいですし、顔もすごくキリッとしていて期待しています」と楽しみにしている。【奥田隼人】

杉山晴厩舎の本紙注目2歳馬
杉山晴厩舎の本紙注目2歳馬