巨人宮本和知投手チーフコーチ(57)が、4回3失点で降板したメルセデスについて、先頭打者への出塁を反省点に挙げた。

4イニング連続で先頭打者への出塁を許し、2回は牧、宮崎、ソトの3連打で1点を奪われ、4回にはソト、細川の連続適時二塁打で2点を許した。

宮本コーチは「先頭打者を出すという非常に悪い流れ。いい流れに持ち込めないというのが今日の反省点。やっぱり、先頭打者を出すと失点につながるというところでしょうかね」と指摘した。

9月からは先発陣を5人にし、中5日、中4日の間隔でローテを組んだが、21試合連続で先発投手に白星がつかず。宮本コーチは「先発投手が育ってきていない部分があるので。5人で回すというのは致し方ないところ」と話した。

20日のDeNA戦を含め、残りは3試合となる。宮本コーチは「最後の力を振り絞ってというところだと思いますよ。ここまでもつれているというのは、我々の責任でもある。最後までやり抜く、戦い抜くということが大事。全投手をつぎ込んで、残り3試合戦っていきたい」と力を込めた。