今季限りで退任することが発表された巨人小笠原道大3軍打撃コーチ(49)と石井昭男巡回打撃コーチ(68)が11日、川崎市のジャイアンツ球場にあいさつに訪れた。3軍練習に参加した選手たちへ最後の訓示をした。

小笠原コーチは21年オフから2軍打撃コーチに就任。今季から3軍打撃コーチに配置転換されて育成選手を中心に若手選手の打撃指導を行ってきた。「2年間一緒にやってきたという感謝と過ごす時間を大事にしてほしいという話をしました。(この2年は)全てがプラス。いろいろな経験、なかなか進まない、進んでうまくいった、いろんなことがある。全てが糧になって進めていけると思います」と振り返った。今後については「何も決まってないのでゆっくりします」と話した。

東海大相模、東海大で原前監督の先輩でもあった石井打撃コーチは、昨オフから巡回打撃コーチに就任。ファームを中心に打撃理論を指導した。退任発表された前日10日には「(原)監督に呼ばれてきたので、どっちにしろ、監督が辞める時は辞めるつもりだった。来年はアマチュアを」とアマチュア野球の指導者として再スタートを切ることを明かしていた。

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