ジュビロ磐田のFWジャーメイン良(29)が今季10ゴール目を決め、シーズン2桁得点一番乗りを果たした。27日のFC町田ゼルビア戦で1-0の後半25分にPKでゴール。今季は開幕から10試合全てにフル出場し、自身初となるシーズン10ゴールを達成した。
磐田でJ1リーグ戦2桁得点一番乗りは、95年のFWスキラッチ(チーム13試合目)、98年のFW中山雅史(同7試合目)、03年のFWグラウ(同12試合目)に次いで21年ぶり4人目。チーム10試合目での到達はクラブでは98年の中山の7試合目に次ぐスピード達成となった。
98年の中山は最終的に27試合の出場で36ゴールを挙げて得点王を獲得。他にもMF藤田俊哉が17点、MF奥大介が12点などチームはJ1の年間最多記録となる計107得点をマークした。中山のチーム内得点比率33・6%だったが、今季のジャーメインはチーム15得点中10点で、同比率は66・7%。ゴールを量産する29歳レフティーにかかる期待は大きい。
◆J1の年間2桁得点一番乗り(★は最終得点王)
年 選手名(所属)
93 アルシンド(鹿島)
94★オッツェ(市原)
〃 アルシンド(鹿島)
〃 トニーニョ(清水)
95 スキラッチ(磐田)
96 長谷川祥之(鹿島)
〃 エジウソン(柏)
97 永島昭浩(神戸)
98★中山雅史(磐田)
〃 森島寛晃(C大阪)
99 バロン(市原)
00 森島寛晃(C大阪)
01★ウィル(札幌)
02 エメルソン(浦和)
03 崔龍洙(市原)
〃 グラウ(磐田)
04★エメルソン(浦和)
05 大黒将志(G大阪)
06★マグノ・アウベス(G大阪)
07 ウェズレイ(広島)
08★マルキーニョス(鹿島)
09 ダビ(名古屋)
10★ケネディ(名古屋)
11 玉田圭司(名古屋)
12★佐藤寿人(広島)
13★大久保嘉人(川崎F)
14★大久保嘉人(川崎F)
15 宇佐美貴史(G大阪)
16★ピーター・ウタカ(広島)
17 興梠慎三(浦和)
18 パトリック(広島)
19 ダビド・ビジャ(神戸)
20★オルンガ(柏)
21★レアンドロ・ダミアン(川崎F)
22 上田綺世(鹿島)
23★大迫勇也(神戸)
24 ジャーメイン良(磐田)