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東洋大清田はNTT東日本入り、打倒大場
東洋大・清田育宏外野手(4年=市柏)は、打者転向1年でドラフト候補に名を連ねた。入学時は投手。最速144キロを誇り、ソフトバンク入りする大場とともに期待された。だが、1年秋にイップスにかかり、投球の際に体が硬直して投げられなくなった。
転機は3年の10月。「野手をやらせてください」と高橋監督に直談判した。バットは1日3時間振り込み、プロの選手のフォームをビデオで研究した。結果は、すぐに表れた。4年春のリーグ戦では3本塁打に14打点で、ベストナインを獲得。1年で東都を代表する主砲となった。それでも今秋のドラフトでは指名されず、来季からはNTT東日本でプレーする。目標は、都市対抗優勝と若獅子賞獲得。「社会人で活躍して、2年後大場と対戦したい」。大いなる夢を持って挑む。
[2007年12月25日9時58分 紙面から]
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