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クレメンスら大物現役選手が薬物疑惑

 米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」が13に日発表され、ロジャー・クレメンス投手、エリク・ガニエ投手、ミゲル・テハダ内野手、アンディ・ペティット投手ら大物現役選手の薬物使用が報告された。

 409ページに及ぶ詳細な報告書は、主に3グループの薬物使用選手を挙げている。栄養補助食品会社「BALCO(バルコ)」に絡むバリー・ボンズ外野手ら8選手。薬物の違法売買により逮捕されたメッツの元球団職員からの情報をもとに特定された53選手。インターネットでの購入記録がある16選手。そのほか球団から大リーグ機構(MLB)への連絡があった薬物所持例や、薬物の違法な処方を受けて摘発された例などを挙げている。大リーグはジョージ・ミッチェル元上院議員を責任者に任命し、昨年3月から薬物使用実態を調査していた。

[2007年12月15日2時40分]

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