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マリナーズが黒田に4年48億円提示

 マリナーズが広島からFA宣言し大リーグ入りを目指す黒田博樹投手(32)に対し、4年総額4400万ドル(約48億4000万円)の好条件を提示していることが4日、明らかになった。地元紙「タコマ・ニュース・トリビューン」が報じたもので、マ軍は黒田争奪戦の本命。先発ローテの3番手として期待しているとも伝えた。

 やはり本気度は半端ではなかった。有力候補のマ軍が黒田サイドに提示した条件は超破格だった。3年2700万ドル(約30億円)を提示したダイヤモンドバックスを年数・金額とも大きく上回る4年総額4400万ドル(約48億4000万円)の大型契約。メジャー1年目としては、異例中の異例の好条件を用意し熱意を示した。

 01年以来、プレーオフから遠ざかっているマ軍にとって、先発投手陣の補強は大命題。FAのウィーバーが抜け、先発ローテは白紙の状況。現在ウインターミーティングに参加しているバベシGMも「我々は2つのスポットを充実させる必要がある」と先発強化をテーマに掲げた。すでに同GMはマクラーレン監督と極秘来日。広島で練習中の黒田にあいさつを行うなど、条件面以外でも猛烈なアタックをかけてきた。

 また日本人が住みやすいシアトルの好環境に正捕手が城島という最大のセールスポイントを持ち、万全の受け入れ態勢が整った。黒田本人も代理人との話し合いを終了し、球団を絞り込んでいる。米紙の報道ではメッツなど東海岸の球団には断りの連絡を入れたと報じられている。マ軍提示の条件は単純計算で1年平均1100万ドル(約12億1000万円)。現時点でイチロー、セクソン、ベルトレに次いでチーム4位にランクされ、日本人投手最高年俸。マ軍とドジャースの一騎打ちの展開で、黒田争奪戦がいよいよ佳境に入ってきた。

[2007年12月5日9時28分 紙面から]

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